2007.09.16 Sunday

パンジーのタペストリー

去年訪れたGuernsey島で見たGuernsey Tapestryが気になっていた。売店でタペストリー・キットを売っていたが、お財布と荷物を考えてその時は変わったブック・マークを買ってきただけであった。帰国後やはり無理しても買っておけばと思った。 そこで、ネットの力を借りて探してみた。しかし、当の美術館の売店の情報はない。キーワードを適当に入れてみると、どうやらCornish Tapestryが同じ物らしい。ハーフ・クロスステッチと呼ばれる刺繍の一種のようだ。Guernsey Tapestryと本当に同じ物かはもう一度現地に行って確かめるしかないようだが、出来上がりの感じが同じ様だった。

ネット販売をしている所をいくつか探し出して、注文してみた(円安で高かった!)。販売物の絵は英国の絵になる風景が主だった。私としてはやはりScotlandゆかりの物となったが、初心者としてはいきなりこんな大物(?)は無謀な気がした。そこで手始めにと、スタータ・キットの小さい物も同時に注文した。いくつかの花のデザインからパンジーを選んだ。届いたものを見ると、糸が毛糸。触るだけでも暑苦しい感じだ。夏真っ盛りだったので、すぐにやる気にはなれなかった。

左はキットを広げた所、右は出来上がったタペストリー、A5サイズより少し小さい。
キット  出来上がり

猛暑が収まり、仕事の間を縫って取りかかってみた。ネットで参考作成時間が24時間とあった。勿論、某テレビ・ドラマのようにかかりっきりになる訳ではないので、1日で出来上がるはずはない。数日に分けて作業したが、24時間以上はかかっていると思う。

模様は織り込む布(というより柔らかめのプラスチックのような台紙のようだが)に直接プリントしてあるので、それに従って毛糸を差し込んでいく。境目でどちらの色を使うかは適当。だいたいの形が出来ればいい。だから出来上がりの写真とは少し違って見えるが、比べなければいいのだ。

出来上がった絵はまあ良いが、作業中の張りが足りなかったのか、全体が斜めになっている。手順書にあった強制方法を使ったが、上手くできなかった。今は硬い紙に貼り付けてビニールに入れて立てかけている。あくまで手始めなので次は張りを上手く作る方法を考えている(そんなことが出来る物が市販であるようだが高くて手が出ない)。急ぐことでもないので、のんびりといこう!

 

Comment

Post a Comment










This Entries Trackback Url

  • http://taigh.blog.bai.ne.jp/trackback/105530

Trackback

 

Page Top

Calender

<< April 2024 >>
SunMonTueWedThuFriSat
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

Recent Comment

Recent Trackback

Archives

QR Code