2005.07.30 Saturday
Elginにて(2)
Elginから日帰りで行ける所を探していたが、北の北海沿岸にあるBurghead(”バーグヘッド”と読む)があった。ここは海が見えるだけでなく、Pictish Stoneの関連遺跡があるとのことで、行く気になってしまった。バスも十分な本数、あった。終点近く(?)でバスを降り、先に進むと、海が見える広場に着いた。その先の突端まで進むと、そこにTown Trailの説明板があった。側にVisitor Centreがあるのだが、まだ開館していなかった。そこで、この説明板の地図をデジカメで撮って、番号順に歩いた。突端は2番。1番は?と思って探すと、通り過ぎた広場の入口にあった。あまりに掠れていたので無視していた。この1番はFortであり、Trailの中心になっていた。Pictish Stoneが発掘されたらしいポイントもあった。その石はElgin Museumに展示されていたもののようだ。そして、Burghead Wellという遺跡があった。壁に囲まれていて、入口には鍵がかかっていた。見学できないのか?思うと、横に貼り紙がしてあり、鍵を貸してくれる場所が書いてあった。行ってみると普通の家。合っているの?と思いつつ玄関に近づくとおばさんが出てきて、”鍵でしょう?”といって説明書と一緒に貸してくれた。真ん中に水が溜まった井戸を横からと上から眺めるだけの所だが、何だか良かった。
全部で6番までしかないTrailだったのですぐに回り終え、開館していたVisitor Centre(無料)に入った。町の歴史の展示があった。この屋上が展望台になっていて、360度のパノラマである。この後訪れるBlack Isleも見えていた(ハズ)。Wick辺りまで見えていたのではないかと思うが、地形がよく分かっていない。回りを見渡した後、ベンチで友達に葉書を書いていた。気持ちいいと言うより、日にさらされて干上がった状態だった。
そして、近くの砂浜がきれいだったので、港を回った後に行ってみた。この日は快晴となって、日焼けの度合いも更にひどくなっていた。あまりの暑さに、大人・子供・犬たちは殆ど海に入って泳いだり、涼んでいたりしていた。私もカメラがなかったら、足をつけたかったくらいのお天気だった(濡れたら大変なので)。Scotlandらしくないお天気だった。お昼はこの浜辺でレインコートをシート代わりにして、果物とスナックを食べていた。
帰ろうとバスが止まっていると思った所に行ったらいない。郵便局の前まで行かないとダメらしい。そして既にバスが止まっていた。急ぎ足で行ったが、後数秒というところで出発してしまった。やはり、バスにタッチの差で遅れるらしい。次のバスが30分後にあったので、再び海を眺めて、もう一度バス停に戻った。この日、早めに引き上げて他の町へも行ってみようかと思ったけど、あの砂浜を見てノンビリすることにした。
| taigh's owner | スコットランド | 22:48 | - | trackbacks(0) |