2005.08.09 Tuesday

Invernessにて(3)

日にちは前に戻るがInverness到着の日の午後はCaledonian運河沿いを歩いた。最初に訪れた時、ミニバスバス・ツアーで川と運河の分岐点をちょっと眺めたが、その日の夕方そこに行ってみることにした。ところが、あまりに遠いので途中で引き返した。2回目に訪れた時は、前回の悔しさから、レンタサイクルをしてそこまで行ったことがあった。今回は時間もあるし他に当てもないので、また歩いて行ってみることにした。
時間はあるとはいえ、やっぱり遠かった。いくら進んでも右手は運河、左手は木々の壁、前方は遠くに見える山裾である。たまに運河を船船が通りはするが、一向に目的地が見えない。やっと、船溜まりが見えた時には歩き始めて2時間近く経っていた。分岐点の前にはlockが1つある。このlockは2回目の時Ness湖クルーズで通過したことがある。その時、鴨鳥が一緒に入っていたことを話したら、何故か受けていた。自分で飛べるのに、と言うことらしいが、(律儀に撮っていた)写真を見たら親子だったので、子供達のために入っていたらしい。
分岐点はそのすぐ先にあったが、水量が少ないのか、水が川に流れ落ちているポイントは遠くに見えた。そこまではあまりに危険なので進むことは出来なかった。その先にはDochfour湖という小さな湖があり、その向こうにNess湖がある。分岐点を眺めた後、lockまで戻り、船が進む様子を眺めていた。帰りはバスに乗ろうと対岸に渡って、側を通っている道路に出て行った。対岸へ渡るのはlockの門の上に設けてある通路を使う。門の開閉時以外は通行は自由である。バスはInverness-Fort William間のコーチバスがある。この時刻表をたまたま翌々日のために取ってきていたので役に立った。バス停が近くにあるか不明だったので早めに道路に出たら、すぐに見つかった。時間までは十分にあったので、バス停で休憩。
Ness川(左)とCaledonian運河(右)    Ness川とCaledonian運河の分岐点
ところで、運河沿いには必ず側にパスがある(と言っても、Caledonian運河の大半は湖なので、必ずしもあるわけではないが)。これは散策のために作られたわけではない。昔は船を馬馬が引いていた。その馬のための道である。今は勿論、エンジンで動いているので馬は必要なくなったが、道はそのまま残されて、今度は人間(+犬犬)が使っている。チャリ自転車もOK。たまに乗馬を楽しんでいる人もいるかも知れないが、あくまで人間の力による移動のみが許されている。散策を楽しむためかどうかは知らないが、この運河専用の地図も作られている。

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