2008.07.06 Sunday
旅行:第9日目〜St.Clement教会(Harris島Rodel)
お天気は曇り、一時雨田舎の日曜日にすることと言えばちょっとした歩きになる。そこで、Leverburghの割合近くに観光案内にも載っている古い教会がある。少々のお天気なら歩いていける所である。 朝、割にゆっくりと起きた。しかし、まだ同室の2人の男性は寝ていた。急いでも仕方ないが、お天気があまりよろしくない。雨が降っていない内に出かけることにした。出かける頃には同室のサイクリストの方は起きていたがロシア人はぐっすり寝ていた。
Bunkhouseを出て、幹線道路に出ると、後は東へ向かう真っ直ぐの道である。谷間を通っているが、途中から坂になる。峠に近づいた所で振り返ると、Leverburghが道の向こうにきれいに見えていた。この峠を越えた所で、目的の教会St.Clementの塔が見えてきた。目的が見えたら近いと思うが、ここが道のりの半分である。教会が見えてからがまた長い。結局1時間半を超えたくらいの時間がかかった。
教会であるが、現在は使われていないので、遺跡である。日曜日で離れた所にあるにもかかわらず既にミニバスのツアー客がいた。私の場合、時間制限は無いに等しいので彼らが出ていった後ゆっくり見ることにした。まず中を見た。建物は十字架の形をしている。祭壇と壁の飾りは残っているが、ベンチなどはいっさい取り除かれている。窓際にあった崩れかけたケルトクロスが印象的であった。塔にも登ることができる。3階くらいだったと思う。上の階へは梯子を登らなければならない。リュックを背負った状態では登りにくい。途中まで登って上を除くと、更に上に上がる梯子がかかっていた。きりがない。あきらめた頃にご夫婦の旦那さんがするすると登っていった。奥さんは私と同じように途中まであがっていた。そして旦那さんに”景色は眺められる?”と聞いた。上は部屋があるだけ、との返事に、じゃぁ止めよう、となった。
外へ出ると団体客もいなく、若い女性が見えただけ。そこでゆっくり回った。回りはお墓である。崩れかけた霊廟もある。風が強いので風が避けられる所を探したら、先ほどの女性がいた。別の所を探してしばらく休憩している内にまた別の団体が来た。今度は大型バスである。ゆっくりした所でしばらく近くをうろついた。ホテルがあるというので行ってみた。昼食を用意していなかったのでレストランが開いていれば入ってみようと思っていた。そして珍しく開いていた。お昼はちょっと豪華になった。
その後近くの丘に廃墟の砦があると地図にあったので探した。丘の上にケルンみたいなものが見えているので、あれだろうと入口を捜してみたが、分からなかった。あきらめて、また約1時間半の道のりを歩いて戻った。Bunkhouseに着いた頃はあまりに足が痛かった。小指にマメができていた。中の水を出したが、しばらく痛かった。その様子を泊まり客が見て心配してくれた。
宿に戻ると寒い。そこで宿のお兄さんがストーブを焚いてくれた。自分で勝手に焚いても良いが、皆つけかたを知らなかったためらしい。ホールにしばらくいたら教会で会った女性が入ってきた。彼女も泊まり客だったのね。考えることは同じか…そして、この夜私の部屋は1人きりだった。でも、ベッドは上の段だったけど。
| taigh's owner | 旅行 | 23:56 | comments(0) | trackbacks(0) |