2008.07.17 Thursday

旅行:第20日目〜Balranald RSPBとUdalの遺跡

お天気は曇り曇りのち晴れ晴れ

お天気は優れないようだったが、島を一周してバスバスを乗り降りするには木曜日が最適だった。こちらの時刻表は複雑で曜日によってルートや時刻が異なる。従って、行こうと思う日とお天気を睨みながらその日の行動を決めなければいけない。とりあえず、お天気は何とかなりそうな雰囲気だったので、2回降車で3つのバスを乗り継いで島を一周することにした。 最初のバスバスは前日と同じ会社。乗り込むと運転手も同じ。”今日はどこへ行くのか?”と聞かれた。まずはBalranald自然保護区(RSPB)だ。途中のClachanでBenbecula行きのバスに接続している。これも曜日によって乗り換えが異なる。今日はBenbecula行きが乗り換え。従って私はそのまま乗って良い。私以外が皆乗り換えた。しばらく休憩があるので側のHebridean Smokehouseで試食をしてきたら?といわれた。しかしベジタリアンの私には縁がない所。そのまま乗っていた。その間に、運転手はRSPBで降りた後どうするのか聞いてきた。バスのチケットが片道か往復かで異なるからだ。時刻表を使って説明し片道で良いことになった。そして次のバスはポスト・バスなので(近くにあった郵便車を指して)”赤いバスだ。郵便物の集配があるので10分早く来ることもあるし遅れることもある。3つ目のバスは銀色のバスだ。”と教えてくれた。

RSPB(1)西側に向かうにつれて、空が晴れてきていた。Clachanを出てしばらくすると左手に美しい砂浜が広がっている。前回ここは嘗て滑走路があったと聞いた。目的の自然保護区はここではないが、時間があったら降りたい気分だ。Lochmaddyから1時間近くたった頃にやっとRSPBに着いた。North Uist島の反対側にあるのだからそんなにかかるのも無理はない。RSPBセンターへ続く道の入口で降ろしてくれた。次のバスもここで待つように教えてもらった。先ず、センター(無料)に入って情報を仕入れた。半島を回るルートがあった。有料のガイド付きウォーキングもあるようだが、ここは自分のペースで歩くことにする。
RSPB(2)歩き始めようとしたが、お天気が素晴らしく良くなっていた。慌てて日焼け止めと虫除けを塗ってからスタートした。砂地の道があった。車車も途中まで入ることは出来るらしいが、限られた人だけのようだ。その道の両脇はバターカップが咲き誇っている緑一杯の野原だった。遠くにはTriagh nam Faoghaileanという海も見えている。やがて砂浜に着いた(右上写真)。ここから南西側の海が見える。そして海沿いのパスを進む(左写真)。かなり進んだ頃に懐かしい(?)St.Kildaが見えてきた。
RSPB(3)今日もクルーズが出ているのだろうな…雲もかかっていないので、丘の頂上もよく見えるのだろう。今日行った人達はラッキーだ。しばらくこの景色を楽しんだ後東へ向かう。この頃は母娘2人と前後しながら歩いた。Triagh nam Faoghailean沿いのパスに入る前に3人で牛の群れにぶつかった。牛達はパスを塞いでいる。引き返すわけにもいかないので、牛が疎らな所を探して抜けた。3人だったから心強かった。その後はTriagh nam Faoghailean(右写真)を眺めながら砂丘の上を歩いてセンターまで戻った。最後は急いだが、時間は十分にあった。

Tràigh Ear次のポスト・バスは近くの村を1軒ずつ郵便物を配って回る。普通のバスでは見ることが出来ない家々をじっくり眺めた。配り終えた所で幹線道路に戻った。写真は撮らなかったがScolpaig Towerがよく見えた。前回は小さいと思っていたが、人が十分に入れる大きさだと確認した。そこまでも歩いていけるようだ。Solasという所で10分くらいの休憩があった。ここにはコープがあったので夕食でも買えばいいが、その後の歩きで荷物になるのでやめた。次の降車地はその隣の村Greinetobhtである。ここからTràigh Earの砂浜とMachair Leathannという半島を通りUdalにある遺跡へ行こうとした。砂浜も素晴らしく綺麗だった。
Vikings Settlements at Udal, North Uist遺跡は最近発掘されたのか、案内がない。そのためパスがよく分からなかったが、砂丘の上から確認するとすぐ下を通っていた。かなり歩いた頃に、向こうの砂丘の中に石積みを見つけた。これがそうか?と思っているとどこからか現れたカップルの女性が”何か特別な物を探しているのか?”と聞いてきた。”昔の住居跡”といったらこれがそうだ。向こうにもあるよ、とも。砂丘の上に登ったら、確かに住居跡である。結構広いようだ。ガイドに少し書いてあっただけなのでよく分からないが、これからまた説明がちゃんと出来るのだろう。

Tràight Iar遺跡から戻る前に砂丘の北側に広がる海を眺めた。遺跡の近くでも眺めたが、その後パスを見失った。なんとか見つけて急いだ。Tràigh Earに戻る前にMachair Leathannの砂丘を登ってきた側の海をもう一度眺めた。波が荒い。そしてサーファーがいた。単に水泳泳いでいる子供達もいる。暖かくはないのに…子供達が引き上げているので私も後に着いていく形でバス停に向かった。その途中小川の河口に当たる所が行きは水は少なかったが、帰りは満ちていた。子供達はそのまま歩いたが、私はそういうわけにはいかなかった。側の草地は柵があったが無理矢理越えて、橋がある所に出て進むことが出来た。

バスには十分間に合った。老婦人が降りて代わりに乗り込むと乗客は私一人。Berneray島からの合流点では他のバスの乗り換えがあるとのことで暫く待っていたが、客はいなかったのでまだ私だけ。Lochmaddyに入った所で宿を聞かれた。バスのルートは宿の前を通るので入口で降ろしてくれた。

宿に入ると奥さんが、どうだった?と。島の東側は雲がかかったままらしい。西側はお天気が良く日焼けしたと言ったら、何かの手入れをするか?と聞かれた。よく分からない。その物を持ってきて説明してくれた。それが目の洗浄液のセット(日本でアイ○○として知られている)。こんな細かい応対にこの宿の株が更に上がった。暫くするとドアをノックされた。さっきのバスにお金(お札)お金を落としていないか?と。私はお札を出した覚えがないが、運転手が来ているので話しに行った。彼も私が小銭しか出していないのを思い出して、他の人を当たってみると。私と入れ替わりに降りた老婦人ではないのか…田舎の人達は実直であると思ったグッド

 

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