taigh's ownerのB-Blog

旅行：第28日目〜Loch Lomondそして、Edinburghへ

お天気は晴れ

Edinburghへの移動の日であるが、2時間余りで行くことが出来るので、Ballochで暫くゆっくりすることにした。荷物は宿に預かってもらうことにした。駅からそんなに遠くはない。宿は荷物を預かるように出来ると部屋の案内に書いてあったのでチェック・アウトの時頼んだ。取りに来る時間にはいないかも知れないので、鍵を持って出て、取りに来た時に置いていくように言われた。頼もしい所だ。 朝は颯爽と出かけた。もう一度ツーリスト・インフォメーションへ寄った。観光案内を物色中に係にどこへ行くのか聞かれた。”水族館は？”と聞くと”良い所だ”との答え。ついでに銀行を聞いたらこの近くにはないとのこと　ATMはスーパーにあるが…換金したかったので、銀行なのである。バスかちょっと歩いてAlexandriaに行くとあるとか。それって宿の近くじゃん。仕方なく諦めて、水族館に向かった。

水族館に行こうと思ったのはカワウソを見るためである。野生のカワウソをOuter Hebridesで見たかったが、今回は見ることが出来なかった。前回は偶然にもミニバスツアー中に見ることが出来た。それ以来全く見たことがなかったので、せめて飼われているのでもと思ったからである（ここにいるのはアジア種ということで、種類が違うのかも）。ここは設備は良いと言える。その分入場料が高い。他に水槽の海の生き物を見ることが出来る。水槽のトンネルもあり、そこには鮫がウロウロ。エイも別の水槽にいた。
一旦、カワウソ（3匹）を見て緩やかな螺旋階段を上りながら水槽を見て、最後に映画館並のビデオ上映室に入る。ここで、カワウソのえさの時間である。これを見るためまた戻った。ビデオ室を順路に従って出ると売店で出口になる。そこで逆方向に進んだ。これ、何とかならないものか。とりあえず時間には間に合った。えさの時間が来る頃にガラス越しによく見えなかったカワウソたちがはっきりと見えた。間にあるガラスに水が滝のように流れているため見えなかったのである。そして、飼育員のお兄さんが現れると1匹のカワウソがそのガラスに突進してきた。彼が中に入る頃には入口で3匹が待ちかまえていた。殆どの入場者がここに集まっていた。夏休みなので子供達も沢山いた。私の隣にはベビーカーに乗った子供をお母さんが抱きかかえて見せていた。しかしこの子はどういう訳か私を見ていた。”あっち”と指さしても私を見たまま。カワウソより私に興味があるらしい…　お母さんは諦めてその場を離れた。その後、ビデオを見るために戻ったが、そんなにためになるようなものではない。このDVDは売店で販売されている。珍しく記念品も買わずにそのまま出た。

そして、Loch Lomondのクルーズへ。1時間コースにした。出発まで時間があったのでお昼を買って湖畔の草の上で食事。座ろうとしたら側の車のアラームが鳴り始めた。あまりのうるささに別の場所へ移った。その途端、鳴りやんだ。私にそこに座るなと言っているようで気に障る車である。時間近くになったので船に向かうと既にかなりの客が乗っていた。皆場所取りをしていた。看板に当然座っていた。何とか場所を見つけて座った。出港して暫くすると風の強さに次第に船室に降りる人が出てきて人は少なくなった。殆ど揺れない。St.Kildaと比べると凪に近い。船は南の大きなInchmurrinと言う島の近くまで行って戻る。上陸はない。3時間コースだとこの島に上陸するらしい。湖畔の大きな屋敷などが放送されていたが、余りよく聞こえない。リーフレットもあるのでそれを読むと良いのかも知れない。日本語もあった。まあ、今回は時間つぶし程度のものになってしまった。

そして、宿に荷物を取りに行き、また駅へ戻ってStrath Clydeの電車でGlasgowまで。始発なのでゆっくり座れたが、途中で人が次々乗ってきて降りる頃には立っている人もいた。降りる時に隣に視覚障害者が座っていて、トランクを出すのにどうし言ったら良いかと困った。他の人が状況を説明してくれたので助かった。そしてEdinburgh行きへ。夕方のラッシュを避けるため少し早くしていた。それでも乗客は多い。Edinburgh駅ではタクシーに長い列。でも、割に早く乗ることが出来た。そして、旅行前に予約した宿へ。Edinburghにしては安いと思ったが、やはり良くなかった。部屋は地下。裏手の階段から丸見えだった。Edinburgh城から歩いていけるが、少し遠い。荷物を解いた後、中心街に出かけた。この時期のツーリスト・インフォメーションは遅くまで開いているので、そこでちょっとした情報を仕入れて、スーパーを見つけて戻った。大都会で少々落ち着かない。