2008.07.27 Sunday
旅行:第30日目〜Linlithgowにて
お天気は曇りのち晴れ、今日もとっても暑いコンサートの翌日にすぐ帰国というのが常だったが、それではコンサートから戻って慌て手荷物を詰めないといけない。ということで1日余分に泊まることにした。勿論、1日あるわけだからどこかへと言うことになる。今回泊まっても良いなと思ったのがEdinburghから近いLinlithgow。日帰りでも十分であり、日曜日だが交通機関も十分だった。 列車だけはたまたま調べていたが、この町については全くと言っていい程調べていなかった。とりあえず列車に乗ってお昼近くに着いた。駅には町の地図があったのでそれをデジカメにとって参考にすることに。宮殿があることは知っていたので先ずその方向へ。近くには夏季のみのツーリスト・インフォメーションもあるので寄ってみた。日曜日だが開いていた。ここで地図やリーフレットを頂いた。係の人が声を掛けてきた。日本語も少し出来るとか。聞けば新潟に7年いたとか。
まずは町の一番の観光スポットのLinlithgow宮殿へ。廃墟であるが、有料である。割に壁や床はかなり残っている。当時の服を着た子供達が案内をしている。申し込めばつきあってくれるらしい。私は一人で好きなように回っていた。四角形の中に四角形の庭があり中央に噴水がある。囲んでいるのは単なる壁でなくそれぞれの役割がある部屋があった。それを見て回ると、自分がどこにいるか分からなくなる。川に面した西側に塔があるので登ってみた。最上階には小さな祈りの部屋?がある。ここからLinlithgowの町を見渡すことが出来る。日曜日でお天気も良いために、ピクニックやボートに乗っている家族連れなどが見えた。途中の階から中庭を見た。次第に観光客が集まってきていた。
宮殿を一通り回った所で出た。その後すぐ側のSt.Michael教会へも行くつもりだったが、時間が無くて外観の写真を撮るだけになってしまった。ここは現役の教会で、日曜日なので午前中は礼拝が行われていて中を見学できなかった。午後は2時過ぎから開くらしいが、先を急いだので諦めた。
その後向かったのが線路の向こうにあるUnion運河とCanal Centreである。線路を跨る歩道橋を進み、運河を越えて回り道をしてしまった。その辺りはプライベートエリアだったのかも知れないが、誰もいなかったのでおとがめ無しだった。センターは運河の歴史と必要な道具を展示してあった。そんなに大規模な展示ではないのですぐに見終わった。そして、この運河沿いに歩いてみようと。隣のティルームでスコーンを買って道々食べようとした。この辺りの運河の地図があった。西側に進むと川を跨る橋がある。この橋は運河用に造られているもので年代物らしい。そこまで行き着ければ…5kmくらいあるので1時間ちょっとかかる予定である。ここの運河は高低差がほとんど無いはず。日曜日で人は多く、犬の散歩中の人とサイクリングが殆ど。後は観光用のナローボートに乗っているかである。サイクリングをしたかったが、レンタルしている場所が不明で歩くことに。幸い電車の時間は十分にある。お天気が良くとても暑い。やっとベンチを見つけたので休憩ついでに日焼け止めも塗り直した。そこから歩き出すと殆どすぐに目的の橋に着いた。ここはチャリも降りて通行しなければならない。下には気持ちよさそうな流れが見えた。橋を渡った所に下に下るパスがあった。降りてみると橋は木々に邪魔されよく見えない。その内上流の森の中へ入っていった。それ以上進と運河を離れてしまうので戻った。ここが折り返し地点。橋を下から見ることが出来ないかと探した。そして先ほどのベンチの側の階段を下って橋に向かうパスが見つかった。暫く川辺を彷徨いた後再び運河沿いを歩いた。往復3時間近い。駅に戻って電車に乗り込んだが、満席でEdinburghまで立っていた。疲れた〜これで今回の旅は終わったわけだ。島巡りが殆どなのに最初と最後は運河沿いの散策である。
Edinburghについた後真っ直ぐに宿には向かわなかった。フィルムが少し余っているので写真を撮るためにちょっとだけ歩いた。スーパーに閉店ギリギリに入り、何とか夕食を買ったところで追い出された。そして、宿に戻り精算。部屋に入ると、出た時のまま。掃除がされていない。これからやられても困るのでタオルだけ交換してもらった。最後まで不満が残る宿であった。
| taigh's owner | 旅行 | 23:25 | comments(0) | trackbacks(0) |