2009.09.11 Friday

美術:2009イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

毎年西宮の大谷記念美術館で行われているイタリア・ボローニャ国際絵本原画展へ行ってきた。今年は平日に行くことが出来るので、今日になった。土・日・祝日は早めに行っても混雑していて、ゆっくり見ることが出来ないからだ。そんなに人気の美術展である。 玄関を入ると、受付の前に来館記念撮影が出来るようになっている。
絵本原画展2009
人は写っていないが、私が撮っている間横へ寄ってくれていたので無人の状態である。

今年は81名の入選作品が展示されている。日本人も多く、18名。他に目立った国としてはイランが多かった気がする。国籍は関係ないが、たまたま偏ることもある。いつも面白いと思うのは、国によって、普通の習慣が、他の国から見ると不思議であることも多いが、それが背景になっている時がある。結婚や町の様子など、へぇと思うのである。絵本になることを前提にしているので、絵で見て分かりやすいとなっていれば、言語や生活背景は問題ではないと言うことが、展示された絵を見て分かる。選ばれる基準が元々そうであると、階段の踊り場の下に設けられたビデオ上映でも言われている。

展示ルームへ入ると、毎年右手へ進んでいた。皆そうしているようだったからだが、そうすると、絵の作者・国・技法・タイトルなどが絵の後になる。いつも先にならないのか?と思っていたら、今年は、左への順路が示してあり、その方向から見たので説明の後に絵を見ることになるので、見やすかった。あの矢印、去年もあったのかな?

特別展はイタリアのイラストレーターのロベルト・インノチェンティの作品。その中に第二次大戦時のドイツのホロコーストもあった。収容されている人の顔は小さいがうつろに描かれていた。印象的だった。また、「ラスト・リゾート」という作品の中の絵だったと思うが、屋敷の近くにパフィンが2羽いた。こんなことを気にするのは私くらいと思うが…

一通り見て、その後絵はがきを買う。今年はその他にA5判のクリアファイルを買った。使われている絵がチラシに使われているもので絵葉書になかったからである。旅行の時に使えそうなサイズでもあった。その後、庭園を散歩した。今年はデジカメを持っていったので、あれこれ写してきた。

水琴窟というちょっとした仕掛けがあるもの。
水琴窟
ノボテンの花。今の時期咲いている花は少ないが、緑はいっぱいである。
ノボテン
館内の玄関正面から見える池に流れ出ている滝。
庭園の滝
庭の様子。
庭園

 

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