2010.05.03 Monday

ぶらりと長崎(市)へ

何も予定がなかったので、ふらりと長崎のグラバー園へ行ってみた。園にある洋館の展示でなく、グラバーさん自身のことで色々確認したかったことがあったので行ってみることにした。 連休の中日のため、まずJRから混んでいた。そして長崎駅から(路面)電車を乗り継いで最寄りの駅に着いたが、そこまでもラッシュ並みの混み方。大勢の人が同じ目的のため人をかき分けて降りる必要はなかったが、目的地に着くまでに疲れた。

最寄りの駅から新しいルート+ゲートがあると電車で放送していたが、方向がよくわからずに結局今までのゲートへ。園内は人は多かったが、自分のペースで回ることができた。

坂の上りの動く歩道で一番高いところへまず移動する。その頂上に新しいゲートがあるのだが…そこにある屋敷は旧三菱第2ドックハウス。テラスからの眺めは長崎港内を見渡せるほどだった。
旧三菱第2ドックハウス

それから下りばかり。こちらは自分の足で進む。旧リンガー邸を見学し、その奥にある旧オルト住宅(写真)を見学した。いずれも国指定重要文化財である。
旧オルト住宅

あまりの暑さに冷たいそのぎ茶ラテを頂きながらちょっと休憩。ちょうど蝶々夫人のモデルとなった三浦環の像がある広場である。今日はかき氷が人気のようだった。
その後で本来の目的であるグラバー邸へ向かった。邸自体は以前にも訪れているため、何となくイメージは残っていたが、改めて、グラバー氏の功績を見ることができた。ただ1つ気になることがあった。生誕地のFraserburgh(フレーザーバラ)に”トーマス・グラバー・ヘリテージ・センター”なるものがあるように書いてあった。私がかの地を訪れた時は単に”ヘリテージ・センター”であり、その中に”トーマス・グラバー”コーナーがあっただけである。あれから別にたてたような気配も感じられないが…
旧グラバー邸

約2時間、たっぷり見てきた。海外ならばこれだけの施設にカフェが併設されて、食事ができるのだが、ここは喫茶以外はなかった。昼食時間もとっくに過ぎていたので、周りにあるレストランも終了していた。ついでに言えば、トイレにはエア・タオルや紙タオルなどがおいてなかったのが残念だった。最近病院や空港、ショッピング・センターなどの施設にはおいてあり、手拭き(ハンカチ)を用意する必要がない。国際的な観光施設とするならば、その点が抜けているような気がする。
食事をレストランでするのを諦め、近くのコンビニでパンとお茶を買って、しばらく歩いた所にある長崎水辺の森公園で取ることにした。その途中ファミレスがあったが…

その後、更に歩いて出島へ向かった。ここは行った記憶がない。行ったことがあるにしても最近整備しているはずなので行ったことがあっても記憶とは異なると思う。
出島(中央通り)

この中はゆっくり見ると2時間以上はかかるとあり、閉館をすぎてしまう。そこで、主な所や興味深い所だけに絞った。西側のゲートから入り、東側まで進むとそこには出島のミニチュアの展示があった。もちろん、当時のものである。全体の雰囲気を知るには良かった。中は再現した家屋で垣間見ることができた。
出島のミニチュア

この2カ所を見て、帰途についた。現在長崎は”龍馬”人気にあやかって、あちこちに記念品がウンザリするほど置いてあった。駅には一般の観光案内所とは別に改札の前に案内所ができている。そこまでしなくても…と思いながら、それを横目に通り過ぎていた。
帰りは行きほどJRの列車は混んでいなかった。学生たちはたっていたが。降りて気がついた。行きは2両、帰りは4両だった。乗車人数は同じだった?行きは20分以上遅れ、帰りは5分遅れて駅に到着した。日本の鉄道は定刻運行といわれているが、地方はそんなことは言えないと思った。

 

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