2010.07.14 Wednesday

2010年夏の旅27日目:GlasgowからEdinburghへ

最終滞在地のEdinburghへ移動。帰国のフライトのためだけである。この日のGlasgow発の便は朝6時発のものしか空席がなく、余りにも早いので、Edinburgh発は9時45分があるので、こんな変な日程になってしまった。 午前中はGlasgowで用事を済ませていた。宿にトランクを預けて、町中へ出かけた。雨が降ったり止んだりしていた。先ず、カレンダー(2011年分)を買い、それをそのまま他の資料と共に郵送した。荷物を出来るだけ軽くするためである。勿論安くあげるため、印刷物扱いで船便。今回は少なかったので1回だけの郵送である。その後、ちょっとした記念品を買った。これが、2つのお店でそれぞれ1個づつ違ったものを。1ヶ所に置いてあればウロウロしなくても良かったのに。どうして?更にCDとDVDを追加で買った。結局荷物の重さは郵送前と同じようになった様な気がする。

宿に戻って、買ったものをトランクに詰めて、バス・ステーションへ。目標のEdinburgh行きのコーチがあったのでその時間に合わせた。そうすると、Edinburghに丁度良いくらいに着き、その後の宿のチェックイン時間に良くなるわけだ。ちょっと余裕を見ていたので早く着いた。Edinburgh-Glasgow間のコーチは昼間は15分間隔で運行されている。予定の前のバスにも間に合わないことはなかったが、慌てたくなかったので、予定通りにした。チケットを発券所で買ったが、事前購入は安いと思ったら、運転手から買う時の値段だった。もっと早く買えば良かったのか?乗る人の中にEdinburgh空港に行くという人がいた。しかし、空港には行かない。彼らもそれは知っていて、最寄りのバス停から歩くと言っていた。10分程かかるらしい。荷物がなかったり、軽かったらそんな方法もある様だ。

今まではこの間の移動は列車だったが、今回初めてコーチに乗った。景色は目新しいはずだが、結構単調だった。その内、雨が降ってきた。かなりの降りだ。結局EdinburghまでやまずにEdinburgh Bus Stationまで。宿のおおよその位置(Old Town)走っていたものの、正確な位置を知らず、またバス・ステーションからはちょっと遠かった。従って、タクシーで。このバス・ステーションは利用したことはあるが、タクシーに乗るのは初めてだった。案内がある方向に進み、外に出てその方向に行くと、そこは工事中で、何もない。戻った時お掃除のおばさんがいたので聞いたら、逆方向だった。Edinburghは今、あちこち工事をしていて、タクシーの運転手はいつも使っている道が閉鎖されていて、遠回り。

宿は通りから少し入った所に入口があった。ホステルである。明日の朝食は要らないので、B&Bは勿体ない。そこで見つけたのがプライベート・シングルの部屋があるこのホステル。受付は2階に。当然リフトはないので、コンクリートの味気のない階段を、トランクを引っ張りながら登った。そして部屋が別棟といわれた時はまた、階段を下り・登りするの?と思って言われた方向へ向かうと、廊下で繋がっていた。同じ階である。ホッとした。中は小綺麗だ。シャワー・洗面所は共有で廊下の斜め向かいにある。キッチンは本館の共有場所に行けばあるが、ここでは余り用事はない。部屋にはベッドの上にタオルとシーツ2枚(上下用だが区別はない)、石けん、そして何故か耳栓があった。外が五月蠅くて眠れない人のためらしい。外は工事用の機材が置いてあって、何らかの作業をしている様だが。家具がやけに立派。タンスや引き出しはしっかりしているし、机が棚付きで勉強机の様だ。椅子も5足の安定感があるもの。引き出しの上には電話があった。連絡用らしいが…広いので、トランクを広げ手荷物を整理するのが楽だった。ただ、鏡がないので、お化粧に洗面台(つまりシャワールーム)を占有するわけにいかないな…と思った。

街に出て、ちょっとした見学をするつもりだったが、自分の位置がよく分かっていなくて、道を適当に歩いていたら、この辺りをグルッと回っていた。何とか知っている道を見つけて、ツーリスト・インフォメーションへ。ここに別の地図があったので、帰りのルートを確かめた。ツーリスト・インフォメーションは混雑していて、宿の手配などの窓口は延々待っていた様である。買い物やちょっとした確認は直ぐに出来る様にスタッフが別に立っていた。しかし、何故こんなに混んでいるのだろう?地図とちょっとした情報で、宿の近くにボビー(スコットランド版ハチ公の犬)のお墓が近くだったことを知った。ご主人の墓の隣に埋葬されているらしいが、そのお墓はご主人のよりも大きいとか。そんな光景を見てみたかったのである。迷っている時、そんな教会の側を歩いた記憶がある。ボビーの像もあり、初めてのスコットランド旅行の時に見たことがある。お天気が良かったら、実はUnion CanalのEdinburghの終点に行きたかったのだが、生憎雨でそこまで歩く気にはならなかった。ストリート・ビューでは余り大したことがなさそうな感じなのだが。

そんなことで、あちこちするのを諦めて、Princes Street沿いのお店を覗いていた。結局買ったのは唯一のデパートで紅茶だけだった。Edinburgh Tramその後西へ向かった。道は新しい交通機関、Edinburgh Tramsの運行が着々と準備されている様だ。既に列車が止まっていた。Princes Street Gardensを少し散歩した後に見たら、その車両に関係者らしき人たちが乗っていた。まだ運行は始まっていないはずだが…一部運行を開始している?路面電車なので、渋滞に巻き込まれると定刻運行が出来ないのでは?さすがに車両はノン・ステップだった。Edinburghであちこち工事が行われているのはこのTramsの影響もある様だが。Edinburgh再訪の際にはこの電車に乗ってみたいと思っている。料金は高いのかなぁ?

ちょっとした散歩の後夕食をピザ屋で取った。宿では面倒だったので、1晩だけならと久々に以前よく利用したピザ店に入った。丁度良い時間でしかも雨がひどくなっていたので、店は満席。しかし、運良く私は入ることが出来た。家族連れやグループは断られていた。メニューが変わったみたいでちょっと残念だった。注文がなかなか来なくて、1時間以上はお店にいた。その間に雨は更にひどくなり、土砂降りになっていた。それでも外に出て、宿に戻らなければならない。幸い傘を持って出ていたし、カメラのバッグは持っていなかったので、身なりはすっきりしていた。レインコートを被って傘を差しながら、空港バスが出るWaverley Bridgeから宿までの最短ルートを見つけて、所要時間を計った。坂道で上りと下りがあるが、どちらも大雨で川になっていた。明朝、この状態でないことを祈っている。部屋に入って、レインコートを脱ぐと、膝から下がずぶぬれ。このジーンズは着て帰ろうと思っていたのに。もう1つのジーンズはAilsa Craigへのボートツアーで塩水を被ったままなので、余り着たくはないが、明日までに乾かなければ、こちらを着るしかない。万能クロスで、水気を吸い取ってみたが、余りうまくいかなかった。とりあえず、椅子にかけて乾かしてみるしかない。スコットランド最後の日はとんでもない終わり方をした。

歩数は23322。朝のGlasgowとEdinburghで迷ったおかげでカウントがアップ。

 

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