2011.01.06 Thursday

音楽:Gerry Rafferty逝去

昨日、ネットでBBCニュースを見ていたら、彼の死去を伝える記事があった。特別なファンというわけではないが、数枚のアルバムを持っている。 このニュースを見る前に、FMラジオで彼の最大のヒット”Baker Street”(邦題”霧のべーカー・ストリート”)がかかっていた。最近、この曲はこのラジオ局でたまにかかっているので気に留めていなかったのだが、昨日は追悼の意味でかけていたらしい。コメントを聞いていなかったので、確かではないが、以前もSir Cliffのバースデーの日にかけていたので、多分そうだろうと思っている。

Raffertyさんと言えば”Baker Street”しかかからないので、私としては不満なのだが、ラジオ局にはこれしかない?最も好きな曲は”North and South”というアルバムに入っていた”Shipyard Town”という曲。アルバムもこれが好きだ。何故かシングルCDまで手に入れることができた。後に、Glasgowの造船所を巡っている時、この曲の背景を見たような気がした。彼はScottishである。だから、BBC Scotlandのトップ・ページに出ていた。それで気付いたわけである。

”North and South”は私が好きなギタリストBryn Haworthが参加しているらしいと知って、たまたま神戸のレコード店で店頭に並べてあったので買ってきたものである。その時のお店のコメントは”アイリッシュ・フレーバー”となっていたが、彼のプロフィールを無視して書いていたようだ。まあ、大型レコード店のコメントは当てにならないが。

そして、Sir Cliffも彼の曲を取り上げていた。タイトルがうろ覚えだったので、アルバムを取り出して探したが分からない。その内、アルバムには入っていないことを思い出した。ライブでやっただけである。そのライブは録音・録画がされていないことにも気付いた。それで、何でこんなことを知っているか?しかも聞き覚えもある気がした。そこで調べたのが、私が見たライブ。曲目リストを調べるとあった。”Get It Right Next Time”というタイトルだったことが分かった。ライブは1988年のThe 30th Anniversary Tour。この頃はよくゴスペルとしてライブの中に3曲取り入れていたが、その1曲として歌っていた。この曲がRaffertyさんの曲と知ったのはその後のCliff Unitedというファンクラブの会報だった。たったこれだけだったにもかかわらず、印象に残っているのはこの曲が格好良かったと思ったからだ。

”Get It Right Next Time”をネットで探すと、Raffertyさんのものが出て、映像付きの演奏も聴ける。ちょっぴりソウルフルだ。Cliffさんの関連で探してみたら、何と私のHPが筆頭に出てきた。他に書いた人がいないらしい。私も曲目リストとしてあげているので、大したことではないのだが。後にこの曲が入っているRaffertyさんのアルバムを探したことがあった。しかし、見つからず、私が持っている中には入っていなかったことも思い出した。調べたら、”Night Owl”というアルバムだ。このアルバムにはそうそうたるメンバーが参加している。調べたのはWikipedia(英語)であるが、冒頭には既に死去した日付(2011年1月4日)まで入っていた。早!
ここに書いてあったことをさっと見ると、映画の”Local Hero”のサウンド・トラックにもかかわっていたことがあった。その他にもScotlandの音楽業界にもあれこれかかわっていたらしい。”Baker Street”だけじゃないよ、とラジオ局に伝えたい。

最期は娘さんが自宅で看取ったとのこと。ご冥福をお祈りします。

 

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