2011.06.18 Saturday

地すべり資料館(西宮市仁川百合野町)へ

家から徒歩で20分弱の所にある地すべり資料館へ行ってきた。土曜日だったが、雨上がりのためか訪問者は私一人。おかげでゆっくり見ることが出来た。 地すべり資料館以前、一度だけここには入ったことがある。甲山に登った帰りに通りがかったので、閉館間際だったが無料だったので少し覗いただけだった。その時に簡単な説明をしてもらったが、展示物をゆっくり見る時間がなかったので改めて行ってみた。

場所はいつも甲山に登る時に通っている。向かいの斜面に植えられた芝桜が綺麗に咲いている時期だ。今年は出遅れたので、花は半分くらいだったが、いつも目を楽しませてくれる場所だ。取り敢えず、PCでナビを使ってルートを見たが、いつも使っている小川沿いの道は使われていなく、徒歩でのルート検索にもかかわらず、舗装道路しか通らない。小川沿いの道は地図上では道とは見なされていないためらしい。こんな道は沢山あるのだろうなぁ。

館内玄関を入ると先ず受付で記帳する。訪問者の記録を取っているらしい。受付のおじさんは頼めば説明をしてくれる。今回は一人でゆっくり見たかったし、前回簡単な説明を聞いているので遠慮した。自慢の芝桜は既に葉っぱだけになっていたが、これからは蛍の季節とのこと。前の小川(沿いを歩いた小川の上流)の辺りに現れるらしい。

ジオラマ展示は2階にあり、パネルでは主に阪神・淡路大震災の時に起こった地すべり関連の写真、フロアには地すべり防護の仕組の模型が説明付であった。その中央には一帯の現在のジオラマがあり、ランプで何処にどんな設備が設置されているかを示してくれる。周辺を知っているだけに、余計に興味が湧いていた。
別の部屋には震災の資料と阪神間の立体ハザードマップがあった。また、全国的な資料もあるが、その中で、地すべりが多い県トップ3の中に兵庫と長崎が入っていた!長崎は特に県北に集中?

資料館を出た後、直ぐに帰宅せずに周辺を散策した。雨も丁度止んでいたので、回る気になった。周辺のジオラマで、側の仁川沿いにちょっとしたパスがあったので行ってみようという気になったのだ。しかし、川の斜面はジオラマでは草木がない状態だったが、今は木が生い茂って防護壁が作られている斜面ははっきりしていなかった。それでも仁川に流れ込む水路からは雨上がりのため水が激しく流れ込んでいた。ここから上に向かう道はなく引き返して川沿いを暫く歩いた。草ボウボウなので歩きにくかったが…
仁川斜面

今度は上に上がって、下から見えた紫陽花を見に。ゲートを開けて入ることが出来る(入っても良いと思われる)。紫陽花は丁度見頃だ。その先へ進んだがまたもや行き止まり。甲山に登るいつもの階段に出ると思ったが、途中に別の出口もなかった。
紫陽花たち

再び資料館まで戻った。そして、蛍がいるという小川沿いの広場に入ってみた。その小川にあったのが花菖蒲。こちらも見頃らしい。花菖蒲と言えば濃い青紫の花しか知らなかったが、ここには黄色とピンクも咲いていた。先の紫陽花の上にもに菖蒲?と思った花が賑やかに咲いていた。しかし、こちらは水捌けが良い所なので違う。葉っぱからするとアヤメ科の花らしいが、花が黄色や濃いオレンジ、ピンクもある。
花菖蒲、他

この小川沿いの広場の先に甲山へ向かう階段がある。そこを登っても良かったが、上はお馴染みの場所で、しかも帰るにはまた階段を下りるためやめた。こんなに時間がかかると思っていなかったので、実はお腹が空いてきて、早く戻りたくなったのだ。雨上がりで眺めも大して良くない。家に戻って暫くするとまた雨が降ってきた。何ともタイミングが良い日だった。

地すべり資料館;
所在地:〒662-0815 兵庫県西宮市仁川百合野10-1
TEL:0798-51-5904
開館時間:10:00〜16:00
休館日:月・木曜日、年末年始
入館料:無料
交通:阪急「仁川」駅から仁川沿いを上流に向かって徒歩約20分(約1.6km) 、駐車場はありません

 

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