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芦屋川さくら祭り2012

桜がやっと見頃になったので、仲間でお花見をしようと出かけた。 集合場所は阪急夙川駅。11時集合だったので、少し遅れたが、無事合流した。ここは関西でも桜の名所として有名で、まるで御堂筋線梅田駅のラッシュ並みに混んでいた。これではお花見もロクに出来ないと急きょ隣町（市）の芦屋川に場所を移した。こちらも桜祭りをやっているので人出はあるが、これほどの人出はないとにらんだのだ。

私はチャリでいっていたので山手幹線をひたすら西へ向かい、他のメンバーは電車で移動した。もちろん私の方が到着が遅い。この時、山手幹線は改めてチャリには難しい道であると感じた。

芦屋川到着で、無事債合流できた。チャリはすぐ側の芦屋隧道の駐輪場（有料）へ預け、祭りが行われている川沿いの東側の道を歩いて下った。道路には出店が並んでいた。川沿いにはベンチとテーブルがセットされていたので、そこで昼食を取った。私は例のごとく、自前のお弁当で、他のメンバーは出店のものを食べていた。もちろん余分に作っていたので食べてもらった。お弁当を持っていくのは、出店のものには何が入っているか分からないという不信感があるからである（自然食を謳っているアースディ等は別）。お茶も持っていくので、結局私は出店に用がない。仲間や他の人びとが良く出店のものを買っていたが、これでお店の方は潤うのだろう。私のような人間が沢山行くと商売にはならないらしい。

昼食後、仲間の1人が途中で抜けなければならないので、阪神芦屋川まで見送った後、再び川沿いを上って祭りの場所まで引き返した。この頃には人出も更に多くなり、出店の前はラッシュ・アワー並になっていた。そこで河川敷に降りて堤防の端に腰掛けて、ステージで行われていたジャズの演奏を聴いた。河川敷にはシートで殆どが占領されていたが、まだ人一人が歩ける隙間は作られていた。ジャズの演奏が終わって引き上げようとしたら、その隙間が消えかかっていた。

その後、市民会館で体験学習をやっている所に入った。私は見学に回ったが、仲間はお茶や生け花の体験をしていた。外に出てしばらくまつり会場の端辺りのスペースを見つけて休憩していた。この時もまだ人は集まってくる一方だ。そして、川沿いを阪急芦屋川に向かって歩き、再び引き返して川沿いを下った。お茶か夕食でもと言っていたが、チャリの預かり時間がいつまでか分からないので、結局私は別れてその場を引き上げた。

チャリの預かり時間は12時までだったので十分時間はあったが、明るい内に走る方が楽なので、これで良かったと思う。帰りにはコープ・デイズで買い物をして帰るが、こちらの開店時間が9時までだった。遅くなるとものが無くなるので、ちょうど良かった。コープに着く前に最初に目的とした夙川を横切る。その時見た桜並木は奇麗だった。芦屋川の桜は本数が少なく、人出に参ったのでよく見ていない。

買い物をして外に出ると、暗くなりかけていた。家に着いた時はもう真っ暗。チャリはライトの点灯が必要で、買い物で重くなっているため、途中の坂を乗って登ることが出来なくなった。電動アシストなのに…

事前に聞いていたが夙川のさくら祭りには出店がなかった。出店を当てにした人たちは残念だろう。出店があるとゴミの量が数倍にもなり、また人だまりが出来るので中止したのだろう。あちこちでイベントはやっていたので、それなりには楽しめたと思う。でも、私はこんな状態の所には出かけたくない。近場でもあちこち桜は見ることが出来るから。