2012.06.02 Saturday

博物館:西宮市貝類館

西宮新マリーナの近くにある貝類館へ行ってみた。

新マリーナには毎年1〜2回サイクリングで訪れている。しかし、すぐ側の貝類館には入ったことがなかった。良くついでに寄ってみたいとは思っていたが、時間的に難しかった。出かける時間がおしていたためだった。

スポーツ・チャリが壊れて以来、新しいのは買っていないので、サイクリングは出来ない。出来ないついでに、今回は貝類館だけを目当てに行ってみようと思った。 サイクリングでは武庫川河川敷を通るので1時間はかかっているが、今回は町中を通って近いルートで行った。ルート検索では30分くらいのはずだったが、途中の西宮大橋の坂はきつい。そこで、隣の跳ね橋を通っていこうとした。そこへ向かう時に途中工事中に出会い、かなり遅くなった。市貝類館〜外観それがいつものルートではないので、お目当ての貝類館を探してしまった。周りの住宅群に囲まれて見えなかったのだ。

何とか探し出した。外観はヨットの帆を模したもの。あの安藤忠雄氏の設計で、近くにある西宮マリーナが堀江謙一氏のベースとしていたことから、ヨットにちなんだ形になったようだ。中には、堀江氏のマーメイド4世号が展示されている。建物は、この時期、周りの木々が葉っぱを一杯つけていて、側からはその形をはっきり見ることが出来なかった。道の向かいからは大部分は見えたが…市貝類館〜看板入り口がはっきり分からず一旦通り過ぎた。おしゃれな通路の奥にあるのだが、その通路の手前にちゃんと看板が立っていた。側のバス停に気を取られて目がいかなかった。
一旦、入り口に着いたものの、チャリ(ママチャリ、電動アシスト)を止める所がない。駐輪場を探したがなかったので、1台止めてあった(従業員のもの?)側に止めた。おとがめはなかったのでそこで良かったのだろう。

市貝類館〜入り口入り口正面には貝殻が並べてある大きな衝立が出迎えてくれた。入場料は200円。支払うとリーフレットを渡され、バスケットに入っている貝殻を1つもらえる。展示スペースはそんなに広くないが、世界中の海水・淡水の貝を集めて展示されているので、一つ一つ見ていると結構時間がかかった。中を割って判子になったり、置物になったり、万華鏡にしているものも間に展示されていた。そういえば、Harm島(Channel諸島の島)で貝殻で作ったカメとネズミ(ウサギと思った)を買ってきたことを思い出した。ネズミだけ思い出していたのだが、家に戻ってみたらカメもあった。また、桜貝を子供の頃集めたような記憶もある。それで何をしたという記憶もないので、単に奇麗だから拾ったのかもしれない。
そんなことを思い出しながら廻っていると、おじさん達数人が入ってきた。静かな所なので話が聞こえてきた。”この貝は美味しい”とか”ここを食べる”とか、食べることばかり。それはないだろう…そのうちおじさん達も自分達の話が”食べ物”ばかりのことに気づいて、それはやめた。私がゆっくり見ているので、いつの間にかおじさん達は消えていた。
展示されているのは貝殻だけではない。生きたものもいた。カタツムリやオウムガイ、そしてクリオネも。クリオネは貝殻が退化した貝類なので貝殻の展示が出来ないから?テレビではよく見てはいたが、体長が1センチぐらい。あんなに小さいとは思わなかった。見学の最後頃には顕微鏡で、”歯”を見ることが出来る。貝に”歯”ってあったの?一部の貝が持っているらしい。

市貝類館〜記念品ゆっくり見て回ったが、その間の来館者は10人余りだった。土曜日の午後というのに、かなりすいている。場所が不便だし、余り知られていないためかもしれない。夏休みとなると子供達が詰めかけるのかもしれない。夏休みの宿題には良い題材かもしれない。せっかくなので、ついでに記念品を物色。男の子2人がいただけなので、こちらもゆっくりだ。ガラス細工の風鈴があった。中の鈴の部分が貝?安かったので色違いを2つ買った。小さな砂のガラス瓶で、蓋がカメだ。右の写真はその買い物と入場時にもらった貝、そして左のカメとネズミがHarm島で買ったもの。

色々勉強にもなる所だった。世界最大の貝は絵画”ビーナスの誕生”にも描かれているオオシャコガイで、2mを超えることもあるとか。小さな貝は体調1mmもないようなものがあった。良くこんなのを見つけたぁと感心した。

その後は新マリーナを眺めながら公園で遅いお昼を食べていた。曇り空だったが、心地よいお天気だった。

 

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