2013.11.19 Tuesday
講演:アイルランド「ケルト」紀行
講師:武部好伸氏(エッセイスト)場所:伊丹アイフォニック・ホール
日時:11月18日19:00〜20:40
12月に行われるLunasaのコンサートの関連プログラムの1つとして行われた講演会に行って来た。講師が武部さんだったので久々にお聞きしたいと思い参加した。
会場には行って先ず気付いたのは、机の上にMacがあったこと。以前、武部さんの講演会ではスライドを使っておられたが、やはり時代の波には逆らえなかったようで、PowerPointを使ってのスライドに変えられていた。途中、画面が最初に戻るという操作ミスに少々慌てられていたので、まだ使い込みが足りないようで…ホールの係の人が対応されていたので無事戻った。早く使いこなせることをお祈りしている。
講演は先ずケルトの大まかな定義から。私は勿論知っているが、会場には知らない方の方が多いと思われるので、この前説に時間を取られ、本編が短くなるのは仕方がない。本編の方は、ご自身が撮られた写真を使っての説明が中心。アイルランドといえば共和国と北アイルランドになるが、どちらもケルト関連の物はあるので、政治的なこと意外、特に分ける必要はない。Giant Causewayの写真は私の方が綺麗?岩の特徴が余り出ていなかったのがちょっと残念。それに、日本で言えば(宮崎の)”鬼の洗濯岩”とのたとえは少々難がある。日本なら関西圏で言えば東尋坊、九州で言えば(佐賀の)七ツ釜や(長崎の平戸の西側の生月島の)塩俵(←かなりマイナー)なのだが…岩の形成が同じなのだ。
途中の休憩中、前から2番目に座っていたが、私に声を掛けられた。日本スコットランド協会で何回かお話ししていたので、覚えていただいていた。ケルトという共通指向のおかげで忘れられていないようだ。
「ケルト」紀行10シリーズの最後「アイルランド」編が出ているのでここで買おうと思っていたら、更に最新の『スコットランド「ケルト」の魅惑−幻の民ピクト人を追って』があり、こちらを買った。両方欲しいのは確かだが、生憎現金の持ち合わせが危ない状態だったのでより興味がある最新の方を先ず手に入れた。さっと見たところ、私が訪れた所がかなりあるので、地図は頭の中に入っていて、すんなり読むことが出来そうだ。
12月8日(日、16時開演)にはLunasaのコンサートが同じ会場である。このホール(講演は小ホールで別)は以前にFiddlers' Bidのコンサートで入ったことがあるが、音響的にもなかなか良いし、余り大きくないことも音楽を身近に感じるのがうってつけである。まだ、チケットは完売はしていないようで、もし興味があるようだったら、お出かけしてみては
| taigh's owner | ケルト | 14:37 | comments(0) | trackbacks(0) |