2014.01.08 Wednesday

本:スコットランド「ケルト」の誘惑〜幻の民ピクト人を追って/武部好伸

去年11月中旬に講演会終了後に入手し、帰りの電車で読み始め、年明けに読み終えた。

元々興味がある題材で、しかも訪れたことがある場所が半分以上はあった所のお話なので、読み進むのは早かった。しかし、殆ど散歩の途中の休憩中に読んでいたので、期間的には少し長くなってしまった。 スコットランド「ケルト」の誘惑良く下調べをされて訪れておられるようで、旅の途中で訪問場所を急遽決める私にはいい参考文献になる。

読んでいく内に少し気になった点があった。

Burghead
ここのビジター・センターを訪れた初めての日本人と言われたとか。私は2005年7月上旬に訪れているけど…?どちらが先かは不明だが。センターの係が違えばそう言われるのだろう。私が言われた(旅のメモも含む)記憶はない。まあ、ふらりと言って適当に廻っている私はカウントに入らないかもネ。
Burghead Wellは鍵を管理されている家も同じらしい。ただ、私は玄関に立った時にお家の人が出てきて手渡されている。”戻す時に記帳をしてね”と言われて、鍵を戻した時に記帳をした記憶がある。
そう言えば、今週の土曜日11日は町の2回目の新年the Burning of the Clavieが行われる。ライブ配信は…ないだろうなぁ。

Whithorn
ここの読み方を”ウィッソーン”と書いておられるが、私は現地で”ウィットホーン”と”t”と”h”を切った形で聞いた。Newton Stewartのツーリスト・インフォメーションでバスの時刻を聞いた時や、Whithornのビジュアル上映時にそう聞こえたので、私のHPでもそう書いている。日本語の観光案内に丁度ここの紹介があったが、そちらは”ウィソーン”とあったので、読み方を合わせておられるのかもしれないが、私には少々こそばい…

Dumberton
気になったと言うことではないが、2つコブのような岩の間に作られたお城に入ることが出来なかったとあった。私は入ったグッドもっとも、Dumbertonに行ったのはお城を見るためでなく、Denny Ship Model Experiment Tankと言う造船所(船の底の形を決めていた設計所のような所)を見学した後に時間があったのでふらりと訪れ、開館(夕方6時まで)していたから入っただけである。階段が急できつかったことと、上からの眺めが良かったのが印象に残っている。内部は戦争の名残のものが多く、古い歴史は余り感じられなかった様な気がする。

Soroby Cross読み終わって、ふと最後の旅行の自分のHPを見ていたら、これもピクティッシュ・ストーンの1つ?と思ったものを思い出した。Tiree島のSorobyと言う所の墓地の中にあった墓石である。入り口の説明文を読み返したら、彫られている十字架が片方は”ラテン”形式(右の写真)、もう一方が”ケルト”形式であるとのこと。Iona島に近いので、そんな影響もあるようだが。

スコットランド(+アイルランド)の歴史に興味がある方にはお薦めの本である。

 

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