2006.07.03 Monday

旅行記6日目:Herm島への日帰り

諸島なので近辺にもいくつか島があり、その中の1つに行ってみた。Guernsey島の東側にあり、一番近く、St Peter Portの目の前に見えているHerm島を選んだ。船船の運行本数や時間も申し分なかった。乗船時間は20分である。トレキングをする人が多いようで、団体もいた。島の全体が分からないので、上陸後、港近くのお店で地図を見つけ順路を考えた。島を一周することが出来るパスがあった。

Roberts Cross' Dolmen先ず、北へ向かった。木々を抜けると広場になる。目印にお墓があった。そして東西の真ん中当たりまでパスが続く。ここにドルメンがあった。案内はなかったが、明らかだった(後に地図を見ていたら、このドルメンの説明があった)。そこからまた海岸へ向かう人が多かったが、私は近くの小高くなった所まで登ってみた(○○と煙は高い所が好き…)。途中に小さな遺跡らしき物があったがよく分からない。ここからの眺めは良かった。そして北西の端のOyster Pointと呼ばれる所で休憩した。岩の上に座っていると、海岸を歩いてきた夫婦と挨拶を交わした。奥さんが私に非常に興味があると出身を聞かれた。”大阪の近く”と言うと、”岸和田に友達がいる”と言うことだった。”以前住んでいた”と話すと、英語の先生をしているとかで名前を言われたが…ドイツから来られて、やはりSt Peter Portに宿泊されているとのことだった。

Herm島北海岸その後、このご夫婦と前後しながら、Shell Beachと呼ばれる北海岸の白い砂浜を東へ向かって歩いた。東の端に着いた所でご夫婦は休憩されたが、私はそのまま南へ向かって更に砂浜を進んだ。

東側はしばらくは砂浜だが、その後はずっと崖の上を歩くことになる。パスはしっかり作ってあり、先ず迷うことはない。日差しも強くなってきて、暑くなり、砂浜の端にあったカフェ(と言っても小屋に近い)で思わずアイスクリームを買ってしまった。
Herm島東海岸崖の上のパスを歩くと更に暑くなったので、Tシャツを脱いでランニングになった。それほど暑くなってきたのである。この時日焼け止めを塗るのを忘れて、肩を赤くしてしまった(数日後、皮がむけた)。途中には映画に出てくるような崖と崖の間にちょっとした砂浜があった。沖にはレジャー・ボートが係留されていた。ここにもカフェがあり、商売根性はたくましいようだ。この場所には、島の真ん中を通って出ることが出来るパスもある。ここを過ぎて暫くすると、私に港への近道を知らないか聞いてきたご夫婦もいた。地図を広げ、カフェの所まで行ったらその道があると説明し、有り難がられた。道が上下しており、結構きつい所もあるので、島を一回りする人は少ないようだ。

Herm島南端島の南にはHerm島より少し大きいSark島が見えている。こちらにも日帰りで行くことが出来る。そしてやっと南端に着いた。先客(カップル)がいたので、少し離れた岩の間に腰掛けて休憩した。ここでお昼にした。そうしている内、カップルの男性が、岩の上や間に(カモメの)ひな鳥を見つけ、色々な角度から写真を撮り始めた。ここは本当に自然一杯だった。

体も休まったので、今度は島の西側を北へ向かった。程なく、出発した港へ着いた。途中、小さい門を見つけた。ここにも船着き場があるようだが、何故小さい島に2つあるのかこの時は不思議だった。港までの間は他にとりたてて面白そうな景色もなかった。

一周は休憩も含めて4時間半くらいで回っている。港近くのお店で、記念になる物を物色し、今度は島の中央にあるManor Villageへ行ってみた。かなり急で長い坂を上るとあった。ここにはお城もある。ところが、チャペル以外はPrivateエリアとなっていて、中央の広場とチャペルの庭を見学して終わりになった。Villageの裏側にも回ってみたが見る所はなかった。ただ、Guernsey島との間の海は良く見えた。

Herm島西海岸この頃丁度帰り船の出発時間だったが、その後の便を考えていたので、急ぎはしなかった。だが、その時刻に港には船は見えなかった。?と思いつつ、港まで戻った時、ある案内に気付いた。その時刻から以降は、南に10分程歩いた船着き場、あの門のあった所から出発するとある。これを読んだ時、下船時に放送があった注意事項を思い出し、その意味がやっと分かった。港は午後2時くらいから干潮で船を着けることが出来ないのである。ギリギリでなくて良かった。10分歩いても、まだ乗ろうと思っている時間まで十分にあるので、最初に歩いた北への道の下に広がっている浜辺を歩いた。干潮で、沖にあった岩だらけの小島へ道が出来ていた。潮が満ちていた時は道があることさえ分からなかった。ここを渡って小島へ渡ってみたが、陣取っているカモメに騒がれて早々に引き返してきた。

船着き場に着いた頃からポツポツと雨が降り出したので、帰りは船室にこもって、友達に手紙を書いていた。Herm島は結構気に入って戻ってきた。

お天気は晴れ、夕方小雨。また、十分日焼けした。

 

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