2006.07.12 Wednesday

旅行記15日目:Dorset州Weymouthへ

Channel諸島の滞在も無事に終わり、英国本土へ戻ることになった。宿の人にこの後の予定を聞かれた時、Weymouthと言ったら”Englandlか”と。Channel諸島の人々はここはEnglandで無いと強く旅行者に意識させているのではないか、と思えた。

チェック・アウト後、タクシーが忙しかったために宿まで来てもらえず、バス・スタンスの横までに更に重くなったトランクを引っ張って、タクシーに乗った。フェリー・ターミナルに預けようと、カウンターに聞いたら、そのままチェック・インされてしまった。実に早いチェック・インになった。Bathing Pool町へ戻って、銀行に行った。お金Jersey札をEngland札に換えてもらいたいため。そのままだと聞きにくいので、トラベラーズ・チェックを換金したついでに聞いた。T/Cの換金でもEngland札をとリクエストした。ツーリスト・インフォメーションでもお釣りをEngland札にと言ったが、1ポンド硬貨が無くて、最終的に紙幣1枚が残った。フェリーの中でも使えるとのこと。記念に残しても良かったが、クリスプ(日本ではポテト・チップス)の小袋を買って使った。ついでに、Jersey島ではユーロでも支払いが出来る。おそらくFranceからの旅行者が多く、換金しなくても使えるようにしているようだ。
時間があったので、Elizabeth城が見える海岸に寄ってみた。ちょっとした写真を撮るためである。そこで見つけたのがBathing Poolと呼ばれているもの。地図を見て?と思っていたのだが、その時は満潮時で水没していて分からなかったのである。この時も満潮だったが、最高位にはなっていなかったのでその姿を確認した。海に囲いを作って出来ているプールらしい。なーんてことはなかった。

Corbiere Pointフェリーは順調に出発した。これがJersey島見納めになるので、デッキに出て島の南海岸を眺めていた。西南端を過ぎる頃、西海岸のウォーキングの出発点となった灯台が見えてきた。この時も干潮らしく、灯台のある岩場は道で繋がれていた。その後、海だけになったので、船内に買ってそのままにテーブルに残していた昼食を食べた。Jersey島-England間の船は必ずGuernsey島に寄る。早くも懐かしくなってきたそのGuernsey島に近づいた時、またもデッキに出て港を眺めていた。そしてこの出航が本当にChannel諸島とのお別れになった。それぞれ6泊、5泊したが、他の旅行者と比べると長い方ではないらしいが、日本人観光客としては長いかも知れない。

Weymouthそして本日の宿泊地Weymouthへ到着。港に着くとツーリスト・インフォメーションを探すことに。ロビーに地図があったので頂いて確かめた。海沿いにあるらしいが、距離が分からないので歩いていくか迷っていた。そこへ港湾関係のおじさんが声を掛けてきて、”歩いて15分くらいだが、(トランクを見て)タクシーで行った方が良い。幸いこのタクシーはフリーだ。”と言って、運転手に合図してくれた。夕方近い渋滞でタクシーはなかなか進まなかった。ツーリスト・インフォメーションに入って宿の予約窓口へ。4:45までの受付となっていた。4:40だったが、男性が手続き中だった。その内受付時間を過ぎたが、その前に並んだので大丈夫と思い待っていた。係は時間を過ぎていたが、そのことを知っていたので、何も言わずに受付を進めてくれた。Weymouthには宿が結構あるので、すぐに見つかった。宿へ向かう前に翌日のバスバスの時刻表も手に入れた。予約のことを聞くと、受付は終了したが、明日9時からやっているとのこと。バスの時間には十分だった。他に予約できる場所もないことも分かった。バス停の場所もついでに確認した。

White Cliff of Droset投宿後、海岸沿いを歩いた。Weymouthの滞在は全く予定していなかったので、どんな町なのかと歩いた。海岸は砂浜が広がっていて、暑さのため夕方であったが、海に浸かっている人(+犬)がいた。また、海岸には海水浴水泳のために小さな小屋が並んでいた。名物らしい。
フェリーからも見えていたが、ずっと先の東海岸にWhite Cliffがあった。このDorset州の南海岸に見られる白い崖で、映画映画などにも出てくる光景である。そこまでは到底行くことは出来なかったが、自分の目でこの光景を見ることが出来たのは良かった。
海岸を歩いた後、Wey川沿いにも歩いてみた。ここもマリーナになっていてレジャー・ボート船が沢山係留されていた。このボートの出入りのために大きな跳ね橋があった。珍しくその袂にあったレストランで夕食を取ったが、こんなメニュー、よく考えたなというくらいひどかった。味よりも変化のない材料である。半分残して出た。

Isle of PortlandWey川を渡った西側の岬にNothe Fortがあった。ここは見学できるらしいが、とっくに閉まっていた。見学する気もなかったが…。高台から西側を見ると大きな島があった。今は陸続きになっているが、Portlandという島である。港で手に入れた地図の裏側にここの地図が載っていて、何処にあるか気になっていた。ちょっとした観光も出来るようだ。路線バスもある。この島とNothe Fortがある岬の間にかなり広い港が出来ていた。その後、遊歩道をちょっと回って宿に戻った。

お天気は晴れ、この辺りは数日前はお天気が悪かったのに、私が行くから晴れたような気がした。

 

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