2006.11.04 Saturday

公開講座:「アイルランド人」としての小泉八雲

日本アイルランド協会の2006年の(後期)公開講座に行ってきた。 今日から3週連続で行われる。今日はその1回目。講師は小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の直系の子孫である小泉凡氏(島根女子短期大学助教授)である。それ故、タンスの中から見つかったものなどを資料に使われていた。なかなかないことである。文学的なお話しよりも、ラフカディオ・ハーンその人についてのお話なので、かなり以前に読んだ読書ことがあるだけの私にもついていける内容であった。

2回目は「アイルランドの企業進出について」(講師はアールテエク・ウエノ代表取締役会長/元アステラス製薬顧問 井上修爾氏)、3回目は「愛蘭学事始−明治・大正・昭和の文人たち−」(講師は中央大学教授 松村賢一氏)であるが、2回目に行くかは考え中である。3回目は日本スコットランド協会関西支部の講演会と重なっているので行かない。会場が大阪駅前第2ビルなので交通は便利。参加費も500円、事前申込みも不要とあって、気軽に行くことが出来ると思う。

ついでに、テニステニスのお話し。今週はマスターズ・シリーズの最終戦、パリ大会が行われている。昨日の時点で私が応援している先週で唯一残っていたMarat Safin君が負けてしまったので、盛り上がっていないが、今夜放送があるので見るつもり。ダブルスはSantro君が残っているのだけど、放送がない。
今日・明日の試合結果で、13日(日)から始まるマスターズ・カップ(上海)の出場者が決まる。今年はトップの2人は早々と決まったが、残りの6人がなかなか決まらなかった程接戦だった。というより、トップの2人があちこちで勝ち上がるものだから、他に点数が回らなかったような気がする。後の選手がこれまたマスターズ・シリーズのマドリッドで早々と負けてしまったりして、どんでん返しなどがあるかも知れないと、なかなか決まらなかったらしい。現在は1人の枠が残っている。ダブルスの8組は決まっている。

 

Comment

こんちは おひさしぶりです。

実は最近ケルトの本もちらちら読んでいます。んで、この記事に直接関係なくて申し訳ないのですが、本を紹介して欲しいんですよ。「鉄器時代を英国諸島にもたらしたのは、ヨーロッパ中部からやってきたケルト人である」というようなことがしっかりとした根拠付きで書いてある本をご存知ありませんか? そんな本を探しているんです。

最近の遺伝子解析の結果は、そんなことはあり得ないことになっているんですが、一応、読んでおきたいなと思いまして。
nanba | 2006/11/12 7:17 PM
もう読まれているかも知れませんが、フランク・ディレイニーの「ケルト 生きている神話(The Celts)」(創元社、1993年発刊)はどうでしょうか? 著者はBBCテレビ・シリーズの”The Celts”(DVDあり)のプロデューサーです。内容的にはテレビ・シリーズの元になっていると思われます。テレビの方は1988年頃の放送の筈です。10年以上前の本なので、最近のDNAの話などは一切ありませんが、参考にはなると思います。

DNAの記事があったと思いますが、何処かに行ってしまいました。確か、スコットランドやウェールズの人達はスペインから流れてきたかも知れないと。しかし、イングランドでもかなりの人が同様のDNAを持っているとあり、スコットランドやウェールズは割合が多いだけという記事だったと思います。
taigh's owner | 2006/11/14 1:33 AM
ありがとうございました。

その本を探してみます。

いまDNAの記事もちらちらと書いています。16,17日にブログで公開する予定です。

下記論文には、ブリテン島の遺伝子は、7000年ぐらい前にスペイン北部からやってきた人、アングロサクソン+デンマーク系ヴァイキング、北欧系ヴァイキングの遺伝子の影響はあるけれど、中央ヨーロッパとはあまり関係がないというものです。

http://www.pubmedcentral.nih.gov/articlerender.fcgi?tool=pubmed&pubmedid=15309688

これは
1)新石器時代はスペインからやってきた人々によってもたらされた。
2)青銅器時代、鉄器時代は大きな遺伝子の変化なしに達成した。つまり、中央ヨーロッパ出身の大陸ケルトの大量移民はない。
ってことになると思っています。
| 2006/11/14 11:17 AM
すみませんでした。上の記事を書いたのはわたしnanbaです。

さっそくご紹介いただいた本をアマゾンに注文しました。ありがとうございました。
nanba | 2006/11/14 3:45 PM
"name"が無くてもコメントが出来るなんて、今まで気付きませんでした。メールアドレスはなくてもいいんですが…設定ではそんな所がないし。
でも、皆さま、"name"だけは記入してね。

ケルトが大陸から島に移動したと言うことを詳しく書いた物は見つけるのは難しいかも知れません。いつ、どうやって、というのが確証がないからかも知れませんが。他よりちょっとだけ多く書いてあると思ったのが”The Celts”なんです。
taigh's owner | 2006/11/15 11:15 AM

Post a Comment










This Entries Trackback Url

  • http://taigh.blog.bai.ne.jp/trackback/71467

Trackback

アイルランド : リジョイス・ダブリン(ダブリン)
アイルランドを代表する作家のジェームズ・ジュイスの小説が愛読書なら 是非リジョイ...
海外旅行ツアー 格安・激安で行きたい憧れの地
アテネのアクロポリス 【海外移住計画中@ゆうの世界遺産レポート】
こんばんは、ゆう@海外移住計画中です。 いつもコメント ・ トラックバック ・ ランキングの応援本当にありがとうございますm( _今日も世界各地の海外移住&世界遺産レポートを配信します^^今日は皆さんご存知のギリシアの世界遺産・アテネのアクロポリス - (198.
海外移住計画中@ゆうの世界遺産レポート
見所いっぱいのスペイン世界遺産の旅@セントレアで旅行を極める!
えりのセントレア的旅行記、スペイン旅行スペインは、世界遺産もたくさんあって、見どころいっぱい。時間をかけて周遊したいけど、そんなに会社も休めないからがんばって8日間でまわりました。...
セントレア的生活@セントレアを極める!
 

Page Top

Calender

<< April 2024 >>
SunMonTueWedThuFriSat
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

Recent Comment

Recent Trackback

Archives

QR Code