2012.08.27 Monday

美術:2012イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

今年もまた西宮大谷美術館で開かれている”イタリア・ボローニャ国際絵本原画展”に行ってきた。今年も出遅れないように(展示期間中)早めに行ったので、ゆっくり見ることが出来た。 殆ど毎年当日券を館の入り口脇で求めていたが、今年は早めに気づいたので前売りを手に入れての見学だった。前売りと行っても開催期間に入っていたので、普通のプレイガイドでは既になくなっていたが、先日梅田に出たついでに安売りチケット屋を数件回ったらあった。よく見ると招待券。そんなことは問題なく入館できるが。

絵本原画展2012今年展示方法に少し変わった点が見られた。1つは、原画を作成するにあって、作者のスケッチが数点に添えられていた。なかなか面白い試行である。2人並んだ女の子をどちらに持ってくるか?と言う風なスケッチで、2人の雰囲気が少し変わったように感じた。私が良いと思ったのが実際に原画に描かれていた。作者の苦労が垣間見える展示だった。
もう1つは、大きい絵には説明文がその下にも添えられていたことである。去年の私のブログで「最後の方になるとどんな説明文だったかを忘れてしまうので絵の下のも欲しい」と書いていた。それを館の人が見たとは思えないが、私が思っていたことが実行されていたのが嬉しくなった。来館者もその方法が良いと言っていたので、今後も続けられることを祈っている。

今年は特に抜きん出て印象に残った絵がなかった。それでも売店で売られている絵はがきを見て、数枚買っておこうと思った。絵の説明書きを見ていると、今年は何となくいくつかの国に固まっていたように思える。日本も多かったが、イランやベルギー、韓国の作者もよく見かけた。応募の国が偏っていたから?その年によるのかもしれない。選者達は国籍はそんなに見ていないようだから、たまたまなのかもしれない。

そんな中で最も楽しかったのは、ボクシングの前・試合・後・トレーニングを30人くらいのボクサーで描いていた絵だった。

その後、近くの香櫨園浜に行って持参したお昼を食べていた。館内では荷物はコイン・ロッカー(後でお金は戻ってくる)に預けるので、身軽に見て回ることが出来る。

 

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