本:大人のためのスコットランド旅案内

  • 2016.07.29 Friday
  • 00:00

思いっきり惹かれるタイトルだったので購入、ほとんどすぐに読み始めた。計23名のスコットランド通の方々がそれぞれのテーマに従って書かれている。

それぞれのテーマはそれなりに興味深いとは思われたが、私がそんなに興味がない食やウィスキーのあたりはかなりスルーしたような気がする。もちろんちゃんと読んではいるが。

ところで、「スコットランドを知るための65章」でも触れられているスポーツに関して私なりに足しておきたいことがある。スポーツそのものではなく試合で使われている音楽である。サッカーなどで国歌として使われているのは"Flower of Scotland"または"Scotland Brave"で間違いないと思われるが、ハーフタイムなどで使われる応援歌は2008年以降Runrigの"Loch Lomond"も使われているように聞いている。2007年の11月にRunrig with Tartan Armyとしてのチャリティシングルがヒットしたのをきっかけに使われると言う噂を聞いていた。
その後そのことはすっかり忘れていたのだが、去年のテニスのデビスカップの1回戦がGlasgowで行われていた時、そのバックに流れていた。しかもウォーミングアップ時は毎回、2試合あるときにはその間にも流れていた。 その時に上記の話を思い出した。そこでYou Tubeで探してみると、色々出てきた。主にサッカーとデビスカップで観客が撮った動画だったが、盛り上がっているのは確かだ。
デビスカップはスコットランドでなくGreat Britainで代表が組まれるが、場所がスコットランドなので流されていると思っていた。去年の準々決勝はロンドンのQueen's Clubで音楽を流す雰囲気ではない会場だったが、準決勝は再びGlasgowだったので流れてきた。決勝はベルギーだったので当然流れる筈はない。しかし、今年の1回戦(対日本)はバーミンガムでスコットランドではないので流れることはないと思っていたら、ウォーミングアップが始まった途端、"Loch Lomond"が流れた。予想外だった。主力の選手がスコットランド出身のマレー兄弟、キャプテンがGlasgow出身のLeon Smithだから?
とにかく、スポーツの試合でのこの曲の扱いにRunrigファンとしてはちょっと不満を抱いて読んでいた。
2007年のヒットした画像はこちらで。デビスカップで流されていたのは以前のバージョンではないか?と思われる。直に会場で聞いたわけではないので分からないが、時間的に最初のライブバージョンのような気がしている。サッカーでよく流されていて、おまけにもともと民謡なので選手のAndy Murrayやお母さんのJudy Murrayも選手席・客席にいる時は一緒に歌っていた拍手

もう一つ、食に関しての記述でそう?と思ったことがある。スコットランド名物?と言えばハギス。そのハギスの記述の中に、ベジタリアン・ハギスが健康志向で作られたとあった。ベジタリアン・ハギスはベジタリアンの人にも楽しめるように作られたのでは?日本ではベジタリアン用の食品は一般の量販店では区別されていないが、英国ではカット野菜の袋にもVマークが書かれているほど、普通に扱われている。最近はアレルギー材料の表示などはよく見ると表記はあるものの一目で分かるものは少ない。それほどベジタリアンは一般的なのに、子の著者は気づいておられないようだ。さらに、日本には英国産の肉は輸入・持込が禁止されているので、ハギスを買って帰る時にはベジタリアン・ハギスならOKとの記述が欲しかった。

これを読んだからではないが、またスコットランドに行きたい!!!

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