2010.07.06 Tuesday

2010年夏の旅19日目:KilmartinからKeills(Islay島)へ

Islay島へ移動。宿がうまく取れていないのではないか、という心配は的中したが、泊まる所を何とか確保してもらって宿無しは何とか逃れた。 朝5時頃に隣の部屋の客が早朝出発のため、ゴソゴソとし、話し声も聞こえたので目が覚めた。ここまでは仕方ないが、しばらくすると火災報知器が鳴った。本来なら起きて様子を見なくてはいけないのだが、隣の客が何かやらかした様なのでそのまま寝ていた。彼らも慌てている様子もない。朝食時にホテルのご主人が“今朝は最悪だった”と。お天気が良くなかったのでそのため?と思ったが、その後火災報知器の件だと分かった。隣の客がトーストを焼きすぎたためらしい(トースターが壊れた?)。煙を感知して鳴ったらしい。実に迷惑なお隣さんだった。

バスは昨日やり過ごしたObanを9時台に出発して、10時過ぎにKilmartinに到着、乗り継ぎのLochgilpheadに10時半に到着するもの。ホテルの目の前がバス停なので、ご主人がトランクをバス停まで持ってくれた。Lochgilpheadでは1時間以上の待ち時間である。次のバスのバス停は道を渡らなければならないが、時間があるので、目の前のツーリスト・インフォメーションへ行って、銀行へ行こうと思っていた。それなのに、親切すぎるおじさんがバス停は向こう側だとしつこく言ってきた。ここで1時間以上もあるので、と3回程言って分かってもらえた。ツーリスト・インフォメーションで銀行を聞いたら、この町には1行しかなく、それではだめだと分かった。T/Cを現金化するためなので、その銀行だとチャージを取られる。まあ現金は何とかなるので、次のIslay島で行くことにした。次にバスは時刻表通り。フェリーの乗り継ぎに間に合う様に運行されているので、Crinan Canalこの路線はいつも時刻表通りの様だ。バスは数日前に歩いた運河Crinan Canalの東側の端を通る。そこで、バスの中からデジカメを構えて、その辺りを写した。歩けなくても見るだけでも良い。場所はArdrishaigという町のバス・ステーションを過ぎた後で、その頃になると運河が道路近くになる。

フェリー乗り場はKennacraig。村と言うよりは、フェリー乗り場のために作られただけの場所で、車は沢山止まっているが、建物はフェリーの事務所だけ。KennacraigしかもフェリーはIslay島行きしかないので、切符を買う時も、片道か往復の戻る日(曜日)を言うだけで通じる。処理が早いので、行列は直ぐになくなる。しかも、クレジットで往復を買ったら、先に今日の分を渡され、次にカードと一緒に帰りの切符を渡してくれる。切符の間違えて渡すことはない。フェリーには既に乗船が始まっていたが、車の乗船も多いので慌てる必要もなかった。しかし、人用の通路が閉鎖されていた。車の乗船口まで回り、脇にある階段を上らなければならなかった。この時の既にフェリーに何かが起こっていたのだ。脇の階段がよく分からなかったので、?という顔をしていたらしい。係の人が、荷物を持って一緒に行くからと、後から来る老婦人を待って案内してくれた。お天気も良くなかったし、泊まる予定のホテルの予約も気になっていたので、フェリーの中では余り落ち着くことが出来なかった。

到着したPort Askaigでは人用の通路を下りるので車の降車を待つ必要はなかった。側のホテルに予約を入れたと思っていたが、最終確認をしていなかった。出発前に連絡をしておけば良かったが、怠っていた。案の定予約が成立していなかった。ボスは私のメルアドがゲール語を使っているのが面白くて、覚えていてくれていた。Port Askaigでの滞在理由を聞かれて、Colonsay日帰りと答えたら、今ここからColonsayにフェリーは出ていないと。行くならOban回りで行くことになると言われた。フェリーの技術上のトラブルがあって、このルートが閉鎖され、他のルートもやりくりしてフェリーを運航していると。Colonsayではその時、乗れない車が続出して乗船待ちの列が出来ていたらしい。それが起こったのが10日前だという。それで、Tiree島の行きと帰りが違う船だったり、ここに来るフェリーの人用の通路がKennacraigで閉鎖されていた様だ。Port AskaigにはColonsayに行くためだけの宿泊だったので、それが出来なければPort Askaigに泊まる必要はなくなった。

私のミスなのだが、宿が無くなることは避ける様にボスは手配してくれた。最初はBowmoreでも良いとは言ったが、次に泊まる予定のPort Ellen(宿は確定済み)までのバスの路線上なら何処でも良かった。彼女もそれに気づいたのか、結局隣村のKeillsに見つけてくれた。B&Bで£25。既に最終バスはなくなっているので、ボスが宿まで送ってくれた。落ち着いた所でお茶でも、と言ってホテルのカフェで休憩した。蒸留所のリーフレットだが地図もあるのでと絵地図と併せて資料(無料)も頂いた。宿は何の案内もなくネットでも何の情報もなかったし、表にB&Bの表札もなかった。バスルームは共用だが、部屋にも何の問題もない。テレビがないのでお天気の情報がつかめないのが残念だが、窓が西向きなので、数時間後のお天気は何とか分かる。村にはお店がないが、フェリーで買っていたサンドイッチを夕食にした。明日もし夕食を外で取る様ならば、おばさんが送ってくれるという。お天気も悪くなり、色々あり過ぎて疲れたので、投宿後はずっと部屋にいた。明日の予定が狂ったので、もらった資料とバスの時刻表を見て考えていた。

歩数は1554。移動ばかりで、乗り継ぎでもたいした距離はなかったため。でももうちょっと歩いているはず。

 

Comment

Post a Comment










This Entries Trackback Url

  • http://taigh.blog.bai.ne.jp/trackback/176934

Trackback

 

Page Top

Calender

<< April 2024 >>
SunMonTueWedThuFriSat
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

Recent Comment

Recent Trackback

Archives

QR Code