2008.06.29 Sunday
旅行:第2日目〜Antonine WallとForthClyde運河
お天気は晴れ、一時雨フライトの関係でいつもGlasgowかEdinburghに滞在している。大抵は1泊で次の場所に移動するのだが、今回到着のGlasgowには2泊するようにした。島への移動は平日しかできない。それに併せてもう1泊を日曜日にした。Glasgowは日曜日でもかなりの交通機関が動いているので、こちらは問題ないからだ。フライトも土曜日発でも同額で、空席もあったので予定に組み込むことができた。 この日のお目当ては前回のScotland旅行で最後に立ち寄ったAntonine Wallである。場所はもちろん別の所である。運河の地図にあったこのWall沿いで最も保存状態が良いと言われるBar Hillを目指した。その近くにももう一つ保存状態が良い方だと言われているCroy HillのRoman Fortもあるので、まずそちらに先に寄っていくことにした。
Edinburgh行きの列車は満員だが入り口にあった折りたたみの座席を確保した。1駅なのだが…駅はCroyである。だいたいの方向はわかっていたものの遺跡のある場所までの距離がよく分からない。幸い犬との散歩中のご婦人に聞くことができた。丁寧に教えてくださった。ちょっと歩いて入り口に案内があると。入り口に地図もあった。でもおおざっぱでパスがよく分からない。これまた幸いに男性が歩いてきたので聞くと”Antonine Wallはこっち”、”Croy Hillはあっち”と。Antonine Wallは別物?とりあえずCroy Hillに登ってRoman Fortを探した。丘を向こう側に下って、あきらめかけた所で案内板を見つけた。周りは草ボウボウである。これで保存状態が良い方である。
次にBar HillのRoman Fortを目指すことに。先ほどの入り口にパスらしき物を見つけた。進むと大きな道に出た。駅からの道である。よく考えたらこの道がWallを横切っているのは当たり前であった。しかし、先ほどのパスの続きがその先にあった。今度は広くて迷うような道ではない。しかし、途中で分かれている。右手に進んでみて様子を見ようとした所、土砂降り。地図も確かめることもできない。どんどん進む内に森の中へ。Wallはいったいどこへ?先に進んだ所で行き止まり。そこは木材の切り出し場であった。先ほどの道は林道だった。左手に進むのだったのか?かなりの時間が経っていたが仕方ない。戻りはじめた所で森が開けて草が刈り込んでいる所がある。行きにも気づいていたがゴルフ場の続きかと思って気にとめなかった。ここでやっと地図で確認。そしてその先の案内板にも気づいた。なんとここがAntonine Wallだった。Wall沿いのかなり急な草地を登った。その上に丘の頂上があった。ここからは先ほどのCroy Hillも見えた。
Wall沿いに進むと左手に広々とした草地があった。これがRoman Fortの跡地である。説明板もあり、Roman Bath(写真)と本営の跡の石積みが残っていた。ここが最も保存状態が良いと他の2つを見ているので納得した。しばらく他の石積みを探したが結局なかった。Wallも土台が残っていた。かなり広く、前に見たRough Fortと同じくらいの敷地だった。別方向にゲートがあり、そこからTwecharと言う町に行くことができた。
Twecharに出て運河へ向かった。ここからCroyまで運河沿いに戻ろうと思ったからである。Twecharの橋(下写真左は橋からの眺め)は回転するようだったが、それらしき様子ではなかった。跳ね橋?船が全く通らなかったので確かめようがなかった。ここから歩いて2時間ほどでCroy Bridge(下写真右)に着いた。ここにはマリーナがある。丘の上からも見えていた。係留されている船は多かったが動いている様子はなかった。日曜日でお休みか?この橋からCroy駅まで幹線道路を歩くのだが、結構時間がかかった。
行きの電車が満席だったので帰りはどうなのだろう…予定より早く電車が来た 空席が多い。実は時刻表はGlasgow-Edinburgh間のみしかチェックしていなかった。この駅は他にStirlingからの列車も止まるのであった。それが着いたのだ。帰りは約20分、ゆっくりと座っていた。
| taigh's owner | 旅行 | 23:02 | comments(0) | trackbacks(0) |