2008.07.10 Thursday

旅行:第13日目〜South Uist島巡り

お天気は晴れ晴れ

ここは当初何をしようかとあまり考えていなかったが、通りすぎるにはちょっと惜しいような気がして泊まった。平日なのでバスがあり、適当な所で乗り降りすることも可能だった。名所というわけではないが観光案内には紹介されている所で、島の南中部辺りを彷徨くことにした。 バスバスに乗る前にまずツーリスト・インフォメーションへ寄った。次のBarra島の宿を取るためである。旅行シーズンでなかなか取れなく、Castlebayから離れているがとりあえずバスがあるNorthbayに取ることができた。ここでもどうして旅行前に予約しなかったのか聞かれたが、St.Kildaのために予定が立たなかったと言ったら納得してくれた。銀行へ寄った後、バスに乗り今度はDaliburghでちゃんと乗り換えた(毎回乗り換えがあるわけではない)。

Standing Stone at near Stoneybridge運転手に行きたい場所を言う時、スタンディング・ストーンとは言わずにお城に行くと言った。そこはルートにないので幹線道路の都合が良い所、ということでStoneybridgeで降ろしてもらうことになった。最初の目的のスタンディング・ストーンに最も近い所となる。幹線道路から入る道も良く分かったが本当にあるか不安だった。山へ向かう道の途中で見えてきたが、石までの道はない。ヒースの中にパスらしきものがあったのでそこを進んだ。近づいた時その間に有刺鉄線の柵があることが分かった。越えられそうもなく、結局片面しか見ることができなかった。その上の方には電力会社(だったかな?)があり、回りは解放されていないようだった。高台なので、この後回る所がよく見えていた。

Standing Stone on the sea side of Stoneybridgeバスを降りた所に戻り、今度は海側へ向かった。途中、クラフトショップがあり、ちょっとしたものを買った。ついでにお手洗いを借りた。その後の道もわかりやすかった。まずお墓に続く道を進めばいいことに気づいた。海が近くなった頃に目的のスタンディング・ストーンが見えてきた。今回も柵の向こうだが近づけそうだ。海と柵の間のパス(?)を進み、柵が崩れている所を越えて側に行くことができ、石の周りを回った。放牧場の中なので、向こうに牛達がいた。側の海は白い砂浜と青い海。お天気も良く実にとっても美しい景色だった。この島も東側は入り組んだ岩の入り江が続き、西側は白い砂浜が続いている。
Cemetery at Stoneybridgeここらでお昼の休憩をすることに。スタンディング・ストーンは放牧地なので、そこを出て近くの墓地の側で休むことにした。墓地といってもお天気がよい昼間でとっても明るい。何かおばけ出てくるような雰囲気はちっとも無い。この墓地は歴史があるようだったが詳細は不明である。門構えがケルト・クロスを思わせるデザインである。また中にもケルト・クロスやハイ・クロスもあった。平日のお昼、こんな所に人が来ると思わなかったが、犬犬の散歩中の2人、そしてキャンピング・カーまでやってきた。

Ormiclate Castleそして観光案内にも載っていたお城へ行くことに。バスを降りた時からずっと見えていた。地図を見るとパスが2つある。海側を進もうとしたが途中で消えていた。もう1つのパスを進もうとしたら、ゲートがロープでしっかり固定してあり開けることができない。結局海側に戻り砂浜を進むことに。間に砂丘があるのでどの辺りで内陸に入ったらいいのか分からない。確かめるために何度か上がるがそこには有刺鉄線の柵があるばかり。お城からちょうど西に当たる所で壊れかけている柵を無理矢理入り、お城までの柵沿いに歩いた。先ほどの内陸のパスに合流する所にまたゲートがあったがこちらはすんなり開けることができた。これまでかなりの時間のロスである。そんな苦労をした割にこのお城、ちゃんと見るようにはなっていなかった。草ボウボウで中に入ることもできなかった。案内板もない。観光案内に簡単に紹介されているので、後で詳しく見ることにする。

更に南に向かうことに。バスの時間を考えると南にあるもう1つのスタンディング・ストーンには寄ることは無理である。急ぎながらふとカメラのバッグの中を見ると単眼鏡がない! お城かその前のパスか砂浜で落としたらしい。お城まで確かめに戻りたかったが時間がないので旅ができなくなるわけでもないし、とあきらめた。遠くのものを確かめるのに便利だったし、コンサートのステージもよく見えるからと持っていったのに…香典返しで取った品だったのであればいいという程度ではあったが、悔しかったショック。頭の中はそれでいっぱいだったが、とにかく次の目的地まで急いだ。幹線道路に戻りWar Memorialを過ぎた所で息子さんとお母さんの車に拾われ、次の訪問地の入口の所で降ろしてもらった。

Flora Macdonald's Birth Place at Miltonここは前回も訪れているが、何せ拾ってくれたカップルのペースなのでゆっくり見ることができなかった。今回はじっくり見て、案内板もよく読んだ。記念碑が建っているのは嘗ての家屋の中で、回りの石垣は家の壁だったらしい。この壁の回りにも何らかの家があった跡があった。記念碑は大まかな位置に立てられていると思っていたが、家屋の中の位置なので本当にそこで生まれたらしい。車に乗せてもらわなかったらゆっくりできなかったと思いつつ幹線道路の方を眺めていたらポストバスが走っていた。帰りはその次のバスの予定であった。車に拾ってもらわなくてもポストバスを使えばゆっくりできたはずだった。時刻表はまだ十分に活用できていないなぁ…

帰りのバスには十分に間に合い、Lochboisdaleにも無事に着いた。心残りと単眼鏡を落とした悔しさはあるが、次のBarra島に期待をかけて夜荷物をまとめた。

 

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