2010.07.02 Friday

2010年夏の旅15日目:TireeからObanへ

本土に戻ってきた。フェリー到着が予定より遅かった。大したことも出来なくて、町でちょっとしたことをしただけの1日になった。 朝食は団体さんが泊まっていたためか、混んでいた。早く済ませたいのに、寄りによってこんな状態だ。それでも何とか注文もできた。食べている間にホテルの人が来て、バスが9時に来ることを教えてもらった。それなりに手配はしていたんだ。チェック・アウトは8時半過ぎにした。予約時の値段より£10安くなっていた。それでも今回の中では高い方だ。部屋が予約時と変わっていたため?雨は降っていなかったので外で待っていた。9時頃に、大型コーチがやってきた。これ?と思いつつ取り敢えず準備していたら、乗っていた女性客が、違うと合図をしてきた。団体さんのお迎えだったらしい。暫くして、その女性が、再び“貴女のバスが来ているわよ”という合図をしてきた。大型コーチが遮っていたので見えなかったが、砂浜沿いの道を見に行ったら青いバスがこちらに来ていた。そのバスは空港近くで見ていたバス。島には公共交通機関があるようには書いていなかったが、サービス番号があるバスが走っていたので不思議に思っていたのだ。頼んでおくと回ってくれるようだった。乗客が1人いた。やはりフェリーに乗る人で、直ぐにフェリー乗り場へ向かった。乗り場には既に車の列が出来ていた。運転手が私に“フェリーの切符は持っているか?”“乗船登録書はあるか?”と聞いてきたので、どちらも持っていると答えた。普通ならここで降ろされるのだが、もう1人の乗客が私が荷物を持っているので先まで行ってくれるように言ってくれ、本人は切符を買いに事務所までかけていった。待っている間に乗車賃を払った。混んでいたのか切符を買った人がなかなか帰ってこなかった。フェリーはまだ到着していないので、十分間に合う。やっと戻ってきた時に“これ、持っている?”と乗船登録書を余分に取ってきていた。だから、持っているんだってば!そして、埠頭の奥まで乗せてくれた。降りる時、もう1人の乗客は戻ってくる時に運転手にお迎えを頼んでいた。

CalMac私がチェックしていたフェリーの時刻は9時20分だったが、ホテルに貼ってあった時刻は9時45分だった。どちらが正しいのか分からないが、実際に乗船して出発したのは10時を過ぎていた。遅れたのは海が荒れていたためらしい。乗船したら、来た時と違うフェリーだったので、戸惑った。先ず、トランクを置こうとしたら、置き場が見つからない。前の人もみんな荷物を抱えながら階段を上がっている。上に上がると、船員が下だという。そんな…埠頭側でなく海側の階段を下りたら荷物置き場があった。どうしてこんな作り?既に下の段は満杯だった。上の段には持ち上げることが出来ないので、下の手前に放ってきた。それで都合が悪ければ、誰か何とかするだろう。デッキの横の会場の部屋に入っても、部屋が小さい。幸い座る場所は確保できたが。
An Garbh-ard, Isle of Coll途中で寄るColl島の到着・出発も当然遅れ、従ってOban到着も遅れた。お天気はとっても良かったが、海が荒れているため、酔うまではないが気分は良くなかった。それでも何とか写真を撮っていた。Coll島はやはりフェリー乗り場辺りだけになった。海は荒れているのに、フェリー乗り場の直ぐ横の岩礁に囲まれた所だけは静かだった。出発してもしばらくはColl島を見ていたが、回りに島影が薄くなった所で、船室に戻った。

Tobermorayそして、揺れが少なくなった頃外を見たら、Mull海峡に入っていた。ちょっぴり懐かしい、Tobermoryの町が見えてきた。この海峡は1時間程かかるが、両脇の山や村を眺めていると、結構楽しかった。灯台やお城があるし、フェリー乗り場なども見ていた。間もなくCraignureのフェリー乗り場が見えDuart Castleが見えるだろうと外で頑張ってカメラを構えていた。しかし、距離感が無く、かなり時間がかかった。フェリー港法を見るとCalmacの別のフェリーLord of Islesが付いてきていた。やがて追い越していったが…ヨットもあちこち出ていた。Duart Castleを写真に収めた所で、船室に入ったら、そんなに時間が過ぎない内にObanに到着した。当初の予定より1時間半も遅い。ホテルに貼ってあった時刻からも、20分近く遅かった。放ってきた荷物はそのままの状態であった。階段は上ったが、下船時のデッキはその上だったので再び階段を下りる必要はなかった。下船時に、乗船登録(2枚のカーボン・コピーで1枚目を乗船時に剥がされる)のコピーをそのまま手にしたままだった。他の乗客もそうだった。何が起きたのか!?
Duart Castle Ardtornish Castle
Mull島のDuart Castle(左)と本土のArdtornish Castle(右)

宿は近いが坂の上で、荷物が重いのでタクシーに乗った。入口に着くと、チェック・インは3時からとなっていた。時計を見ると2時50分。そこで待った。幸い、玄関前はテラスになっていて、テーブルとベンチがある。そこに座って、Oban港を眺めていた。3時をちょっと過ぎた時に立ち上がって玄関に立つと、旦那さんが扉を開けて直ぐに入れてくれた。見られていたようだが…部屋はTireeと違って、綺麗で素晴らしく良かった。洋服ダンスにはバスローブや扇風機まで置いてあった。引き出しも沢山。バスルームも近いし、部屋に鏡やラジオもあり、テレビのリモコンだってある。ティ・セットの置き場所も広いし。更に、バスルームにはタオルを乾かすためのヒーターも付いているので、洗濯物を乾かすことだって出来る。宿の案内を見ると、無線LANが無料で使えるとあり、ログインキーが書いてあった。残念ながら、上手く繋がらなかった。朝食は紙にチェックを入れてホールに置いておけばいいと。その内容を見たら、ベジ・ソーセジがあった。殆どパーフェクトだ。唯一の難点が、トイレが流れにくいこと。私の要領が悪いのではなく、トイレ自体の問題らしい。出る時に奥さんが、旦那さんがその点を言わなかったことを詫びていた。強く押せばいいと。でもたまに上手くいくけど、大抵はダメなのよね。

荷解きを済ませた後、町へ出た。通りにあるお土産店を覗いてみるだけの筈だった。しかし、バックミュージックがRunrig。それでついついお店の中全部を見て回った。記念になりそうで、お土産にもなりそうな品物と、棚にあったCDを2枚買った。バックミュージックがRunrigなら、そこに置いてあるCDも面白そうなのがあると思ったからだ。迷ってCalum Martinという男性のものがRunrigのRidge Recordだったためと、アイルランドとスコットランドの両方のゲール語で歌われているコンピュレーションという理由でその2枚を選んだ。カウンターに持っていくと、おじさんがこんなCDを買うのかと不思議がっていて話しかけてきた。話が徐々に長くなり、ついつい話し込んでしまった。お店を出て、気が付いたら4時半近かった。港から出るアザラシのコロニーの(最終の)ツアーに行こうと思っていたが諦めた。その前に銀行にも行こうと思っていたので更に時間はなかった。銀行はまだやっていて、通りにあったので用事は済んだが。その後は、ツーリスト・インフォメーションへ寄って再び情報入手。ついでに切手を買おうとしたら、TESCOで売っているのでと言われた。その後TESCOに行く予定だったので良かったのだが、切手をそんな所で売っているのが不思議だった。入ってみて分かった。郵便局がTESCOの中にあったのだ。時間を見て土曜日も開いているので翌日にしようと結局買わなかった。夕食を買って、宿に戻った。

歩数は7758。移動時間が長かったため少ない。

 

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