2010.07.08 Thursday

2010年夏の旅21日目:KeillsからPort Ellen(Islay島)へ〜Dunyveg Castle

同じIslay島内の移動。フェリーが出発するPort Ellenへ。バスで45分くらいの距離なので、午後は以前の滞在できになったDunyveg Castleへ。 朝はのんびりとして宿を出たが、それでもバスの時間にはまだまだ時間があった。バス停から向こうを見ると説明板が。この村にはちょっとしたものがあった。事前に分かっていれば、そこも見学したのに。バスを待っている間、雨が降ったり止んだり。相変わらず不安定なお天気だった。幸い、待合所があったので、濡れることはなかったが。

Bowmoreを経て、終点のPort Ellen港へ。予約した宿は港近くだった。運転手に事前に言っておけば入口近くで止めてもらえたのだが、そんなに遠くないからと言っていなかった。案内は出ていたが、その看板がある所だと思って入ってみたが、なんだか違う。丁度郵便屋さんがいたので聞いたら、看板の奥へ砂利道を上がった先にある家で、2階に上がるという。到着予定も言っていたので、直ぐに部屋に入れてくれた。部屋はツインで、テレビはチューナー別の多チャンネル。バスルームは共用だが、バスタブとシャワーが別にあるタイプ。ティ・セットもタンスの上にあったので、広さは十分だった。そこまでは良かったのだが、タンスはなく、ドアに服掛けが並んでいるだけ。ハンガーがないので、上着など掛けにくい。それなのにここは今回の宿の中でも高い方。場所が港に近いのが利点だったので取ったのだが、余り勧めたい所ではない。以前この町に1泊した時、ここには宿が少ないと聞いたので、最初に問い合わせた所はとれなかったので、この宿が空いていると聞いて直ぐに予約したのだが。他にもゲストハウスもちらちらあったので、もうちょっと粘るべきだったのかもしれない。

Port Ellen午後から町へ出て、お昼を買い、海辺のベンチで食べた。前回インフォメーションをしていたところは閉鎖されていた。ネットカフェはやっていた。それ以外、余り変わったとは思えなかった。そして、前回スタンディング・ストーンを見て回った後Lagavulinまで歩いた時、その先にあって気になっていたDunyveg Castleを見に行こうと向かった。レンタサイクルをしても良かったが、午後からで、ゆっくり歩いても間に合うし、帰りはバスがあるので乗って帰るつもりだったので、借りなかった。Ardbeg方面の案内を見てその方向へ。後はずっと歩けばたどり着く。

歩いて直ぐに、前回回り始めたスタンディング・ストーン巡りの最初の石が見えた。Standing Stone道ばた側なので見つけやすかった。他の石は結局確認できなかった。歩いている内、その先の岩の海岸と岩礁の眺めはなかなか良かったことに気づいた。そして、最初の蒸留所Laphroaigに着いた。蒸留所見学をするわけではないので、どうでも良かったが、“今日の見学ツアーはスタッフ研修のため中止”とあった。蒸留所自体はその林の奥にあるので、見ることは出来ないが、復路のフェリーからでも十分に見ることが出来る。その看板の対面には下へ降りる階段があった。その下の草地には色んな国の小さな国旗が立てられてあった。目的はよく分からないが、看板には“Friend of Laphroaig”と書いてあった。国々の友好をはかるため?あいにく日の丸は確認できなかったが、草地は国旗の大きさの割に広かったので探せばどこかにある様だった。その不思議な所を後にして、再び岩の海岸を眺めながら歩くと教会が建っていた。Dunyveg Castleホールに使用されている様だが、売りにも出されていた。その先の海岸に目的のお城が見える。お城に行くには2つ目の蒸留所Lagavulinの先まで歩く必要がある。城までの入口が分かるだろうか?と思いつつ、歩いていると、家並みが途切れた所で、海岸へ向かう道があった。その先には家が数軒あったが、間違えても良いので、降りてみた。すると、家の先の方にちょっとした広場があった。車が1台止まっている。その先は獣道が続いていて、お城へと向かっていた。案内はなかったが、観光案内には載っているので訪れる人もいるのだろう。その時には2人組2組がいた。

お城に近づくと、壁がわずかに残っている廃虚で、元の形は不明だった。説明板もない。先ず、海に面するゲートがあった様な所の壁の上に立って、回りを眺めた。直ぐ側にはLagavulinの船着き場があるので、ここにも桟橋があったのかもしれない。そして、一番残っているお城の壁に行く道を進んだ。道と言っても獣道程度。しかもその手前には崖の奥をまたぐ様な道がある。かなり危ない。カメラのバッグを先ず向こうに置いて、その後渡る様にしないと、進めない。下は少なくとも3mはあった。もしかしたら5mあったかもしれない。落ちたら大変と、用心深く渡っていた。その先はそんな危険はなかったが、ここまで来る人が少ないためか、Inside of Dunyveg Castle壁の横は草が生い茂っていた。壁には窓があり、下の崖やその先の海を見張っていた様に思える。壁の反対側には別の壁があったのかもしれないが、草があまりに高くてよく分からなかった。他にもまだ石積みはあったが、何があったのかよく分からないまま、再び崖をまたいで戻った。その時、下に犬が現れた。もしかしてこの子も?と思ったが、近所の人の単なる犬とのお散歩だった。海岸へ降りて帰って行っていた。そのあと、小さな入り江を回り、少し高い所に登った。ここからお城を眺めることが出来るからだが、壁の横から見るので、写真で見ると細長い石が立っているしかない様な形に見えてしまう。

その後は引き返して、Lagavulinの側のバス停まで。今回地図を入れてリュックに下げて直ぐに確認できる様に使っていたクリアケースを落としていることに気づいた。KeillsからFinlagganへ行く途中、手提げ部分が切れて、その後はリュックに入れて直ぐに確認したいものを入れていて、取り出しながら使っていたのだが、お昼を食べた時迄は持っていたので、その後忘れた様だ。ベンチかもしれないと探したが無かった。中には時刻表とPort Askaigでもらった蒸留所の地図、そして今の宿からのメールだけ。金目のものはないがメールに私のメルアドが載っていることだけが気がかり。そして、便利に使っていたクリアケースが無くなったことが残念だった。今回気づいたのは、手提げ部分がクルクル回したので弱かったこととA5サイズなので、大きくて厚めの地図は入れにくいこと。防水で便利だったので次回、また別に用意するつもりだ。

バスはArdbeg発、Bowmore経由でPort Askaig迄行くので降りたのは雑貨店の前の道。そこからクリアケースが気になったので一旦コープまで戻り、ついでに夕食を買って、再びバス停を通って、近くの砂浜まで。この端にPort Ellen Maltingsという大麦発行工場がある。その側まで行き、再び砂浜を歩いて、宿に戻った。

歩数は17079。お城までの片道のお散歩が長かった?

 

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