2010.07.12 Monday

2010年夏の旅25日目:Gigha島からGlasgowへ

Gigha島からGlasgowへの移動。フェリーとバスで合計約4時間20分の乗船・乗車だった。これまでの移動を遡った様に思えた。 ダイニング・ルームに行くと、まだ他の客は来ていなかった。テーブルの用意がされている所に座るが、他は1組のご夫婦と4人組らしい。9時過ぎになっても来ないので、係のおばさんがみんな寝ているのかしら?と来ないことをぼやいていた。おばさんはお天気の話をして、ちょっとの会話をしてくれる。昨日はご夫婦が島で見る所などを聞かれて答えていた。気さくな人だった。朝食後受付にフェリー乗り場までの車のことを聞いた。ホテルの車はないのか、彼女の車で送ってくれるという。出発の時刻を決めて、部屋に戻り、荷物をまとめてチェック・アウトした。フェリー乗り場に着くと、駐車場から猫が1匹出てきた。この子は人が来ると現れるらしいが、以前はホテル近くにいたらしい。ミリーと名付けられていた。送ってくれた方が、以前は、フェリー乗り場はホテルの近くの埠頭だったと教えてくれて。今でも残っていて、昨日子供達が騒いでいた所だった。フェリーが大きくなったので、こちらに新しく乗り場が作られた様だ。そんな話を聞いていたら、猫のミリーがこちらに来た。お礼を言って車は引き返していった。猫は私に近づいて、荷物の上に乗った。道に降りたら、背中を道にこすりつけて、また私の荷物の上。島の地図見に行くと、付いてくる。フェリーが到着したので、乗船位置まで行くと付いてきた。このまま付いてこられると困るのだが…側の車がエンジンをかけた途端、下の岩場に降りていった。猫ともGigha島ともお別れだ。

フェリーに乗ったのは私1人と車(商用車のバン)だけ。荷物を船室に残し、甲板に上がった。誰もいない。お天気は良く、甲板を独り占めしていた。Ardminish, Gigha from ferry小さくなっていくGigha島を眺め、Sound of Gighaの南北を見渡し、近づいてくる本土のTayinloanのフェリー乗り場もはっきりしてきた。その北側にはちょっとした岬があり、砂浜あたりに車が集まっている様に見えた。キャンプサイトの車の様だったが。20分の乗船時間をこうやって楽しんで過ごした。Tayinloan from ferryTayinloanに到着すると、この後乗る人たちが行列を作って待っていた。20人近くはいたと思う。若い人が多く荷物を持った人がいなかったので、おそらく日帰りでマリンスポーツを楽しむための様だった。車も行列を作っていたので、道をあけるため、早足で歩いた。その後は、例のデコボコの道を、トランクをガタガタ言わせながら、歩かなければならない。時間は十分あるが、暑いし、坂を上ることになるので、疲れそうだ。そんなことを思いながら歩き始めると、家族(娘さんとその子供達)を見送りに来たおじさんに“本堂に行くのか?”と聞かれた。“バス停”と答えると、本道だから乗せていくといってくれた。助かった!バス停は正確には本道にはない。本道を逸れてTayinloanに入る。殆ど本道ではあるが。トランクを後部座席に入れるのかと後ろに回ると、家族がその様子を見ていたらしく、娘さんらしき人が後部のトランクを開けて入れてくれた。バス停には直ぐに着いた。Glasgow方面は村の唯一の雑貨店の前。バスの中で何か食べるものを、と思って店の中に入ったが、食べられるものは何もなかったので、そのまま出た。そして、かなり時間はあったが表のベンチで待つことにした。日当たりが実に良い。既にトレーナーは脱いでいたが、長袖も脱いでTシャツ姿になった。半袖で腕の辺りも日焼け止めを塗っていた。

バス(コーチ)が来て乗った。バスの中も風は送られているが暑い。やがてKennacraigに着いたが、土曜日に見た満席の光景はなかった。Tarbert Castleフェリーが遅れていたので、乗客が降りるのを待って出発したが、乗ってきたのは少なかった。そして、滞在したことがあるTarbertに着いた。この町を去る時に、滞在した時に訪れたTarbert Castleを見た。あまりに危険なので近づけなかったが、今は修復中で白い布と足組で囲われていた。町の名所にするのだろうか?その後はLoch Fyne沿いを走る。Crinan Canal No.1 Lock(Sea Lock)Ardrishaigの手前でカメラを構えた。Crinan CanalのNo.1 Lock(Sea Lock)を撮るためだ。南下する時は陸側に座っていたのでNo.2-3を撮り、今度は海側に座ったのでNo.1が撮れるというわけだ。気合いを入れただけあって、うまく撮ることが出来た。そして直ぐにLochgilpheadに着いた。TayinloanからGlasgowまで、これまで回ってきた旅を一気に戻る形になっていた。そして、Inveraray。少し前で雨が降ったが、町に着いた時には止んでいた。そして、町はフェスティバルがあるのか、海側の広場にアミューズメントが作られていた。泊まった宿の前を通るが、満室の札がかけられていた。ここで15分の休憩。お昼を買いに行っても良かったが、食欲があまり無かったし、暑かったのでアイスクリームを目の前にあるツーリスト・インフォメーションで買った。お腹の調子が余り良くなかったが、暑さに負けてしまった。Loch Long and Arrochar Townその後は、Loch Fyne沿いを走り、緑が美しいArgyll Glenを抜け、Loch Longに出る。この辺りの景色がとても良かった。Arrocharという町で山の中にはいるが直ぐにTarbetに着いた。Loch Lomondに出た。ここからBalloch迄は、Lomond湖沿いを走るが、これが結構長い。Balloch郊外を通り、しばらくしてGlasgowに到着するが、バス・ステーションまでは信号や渋滞で結構時間が掛かっていた。

Buchanan Bus Stationに到着したのは4時前。荷物は更に重くなっていたので、またタクシーで宿に。宿は旅の最初に泊まった宿の並びにあって、以前2回程利用したことがある宿だ。しかし、受付の人が何となく威圧的。部屋も殺風景。鏡がやたらとあるが。テレビのリモコンが無く、上の方にあるのでチャンネルを変える時、手がつりそうになる。バスタブとシャワーの両方があったが、いざシャワーを浴びようとしたら、シャワーヘッドに穴が空いていて、まともに使えなかった。石けんもなかったし。おまけに、部屋での食事を禁止していた。ラウンジなどの共用部屋はOKだが、そこまで行って食事をする気にはならなかった。以前もこんなんだったっけ?次はここはやめておこうと思った。他より遠いしね。しかもこちらが高いし。

荷物をほどいてその後町中へ。CDとDVDを色々買った。1年分買った様な気がする。手持ちでもって帰るので、集めた資料と絵葉書は郵送する。カレンダーも欲しいので、それを買った後に送ろうと思っている。明日は、以前から気になっていたAilsa Craigへのボートツアーに行こうと思うが、お天気は?

歩数は12070。Glasgowに着いてからのカウントが殆ど。宿が町中から少し遠いので、こんなカウントだ。

 

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