2005.08.11 Thursday

Glasgowにて

最後の宿泊地Glasgowまで辿り着いた。市内は興味ある所は殆ど行き尽くした感があったが、取り敢えずネットで2泊を予定した。宿の予約を入れた後、出発までに、すぐ北にHadrian's Wallより古いAntonine Wallがあることに気付いた。
この壁のことは以前から知っていたが、Glasgowから日帰りで行くことが出来るとは知らなかった。しかし、観光名所としては扱われていないので、情報は余り無かった。Glasgowのツーリスト・インフォメーション内をウロウロしていたら、近くにあるForth & Clyde運河の地図に詳しく載っていた。それを元に窓口で、Glasgowから一番近く(らしい)Bishopbriggs辺りに行くには?と聞いた。路線バスバスを教えてくれた。その後、地図を調べていたら、Falkirkに行く方が良いことが分かった。ここにはEdinburgh行きの列車電車が止まることを知っている。こんな事を到着した日の夕方、Glasgow大学で研究をされているI氏とお会いした時に話していたら、翌日はBank Holidayで大学が閉まっているので、車車で一緒に行こうと言うことになった。
Falkirkに着いて、Wallに行く前にここの最近の名所であるFalkirk Wheelが動いているのを見学した。これは高低差が大きいForth & Clyde運河とUnion運河を水槽ごと船を上下させて繋いでいる物で、デザインも斬新である。小さい船(個人用)と観光用の大きい船の2隻が上がっていった。上がった船船がUnion運河に進んだので、追いかけた。すぐにトンネルがあるが、観光用はその先でUターンする。トンネルを抜けたら、先に入った小さい船が見えない。何処に行ったかと思ったら、すぐにあるlockの2つ目に既に進んでいた。早い!小さなlockなのですぐに水が満杯になるらしい。係のおじさん2人が手動で門を開けていた。通行料お金はここでは徴収しない。1年間分の通行許可料をBritain's Waterways Scotlandに払っているので、毎回払う必要がないとか。
Falkirk WheelとUnion運河のNo.3 Golden Jubilee Lock    Union CanalのNo.2のlock(閘門)
その後、Antonine Wallを探すが、見つからない。先のトンネルの上にあるらしいが、そこへの道がない。Wheelの近くに案内はあるのだが。同行したI氏がトンネルの上で側にいた人達に聞いたら、西へ向かうパスを行けばそのRoman Fortに行き着くと。そのパスを進むと案内があった。どうも案内が中途半端である。そして、囲いがある所に着いたが、表示がない。盛り土の感じから目的地らしいのが分かったが。囲いの中を進むと、説明板らしき物が見えた。確かにRoman Fort(Rough城)である。盛り土以外は遺跡とは分からない程名残がない。管理はHistoric Scotland。こんな遺跡の多くの物は期待していないが、もうちょっとしっかりして!と言いたくなった。ここで適当な場所でお昼。I氏がパンと簡単なおかずを用意してくれていた。
Rough城Roman FortのAntonine Wall    Forth & Clyde運河のNo.16のlock
そしてFalkirk Wheelに戻った所で、雨雨が降り出してきた。長く続かないとみて、ここのVisitor Centre(無料)内で雨宿り。Wheelは頻繁に動くのでまた見学。雨が上がりそうな頃に出ていって、今度はForth & Clyde運河沿いを隣のCamelonの町まで散策した。こちらにlockが連なっているのがあるからだった。最初のlock(No.16)に行き着いた所で引き返した。そこが嘗てForth & Clyde運河とUnion運河が繋がっていた所である。その入口らしい所があった。今はその上は舗装道路が横切っている。
Antonine WallとForth & Clyde運河は並行して走っているので、もし機会があるようなら、他の所も訪れたくなっている。
これで、今回の旅行の大まかなことはお仕舞い。船便で送った資料を待って、アルバムと本編の旅行記を仕上げるつもりである。
| top |

Page Top

Calender

<< August 2005 >>
SunMonTueWedThuFriSat
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   

Recent Comment

Recent Trackback

Archives

QR Code