taigh's ownerのB-Blog

神戸花鳥園へ

（神戸）花鳥園には以前から行きたいと思っていたが、先月神戸空港に行った時、一つ手前の駅が最寄りの駅と気付いたので、あらためて行ってみた。

お正月にでも行こうと思ったけど、冬休み中や土・日も含めて多いだろうと平日に行ったのだ。それでもバードショーではほぼ満席。しかし、全体にゆっくり見ることが出来た。 外は寒いが、中は暖かい。入口を入って殆ど直ぐに上着を脱いだ。その状態で迎えてくれるのは正面から矢上から吊り下げられている花たちだ。さすがである。あまりに沢山なので写真に撮るのも収拾がつかなかった。記念写真を撮ることもできる（北ロビー）正面にはこの季節にふさわしいポインセチアが飾られていた。

次に”ふれあいフィッシュ”のコーナーへ。手を池につけて、中にいる小魚に触ることが出来るらしい。別料金。入場料も結構な金額なのに、更に手数料がいるのは…私は魚たちを眺めて済ませた。入口には今年の干支のウサギがいた。正月にウサギ達とのふれあいをやっていたけど、終了した。今は毎日代わる代わる1羽ずつ出してあげているとか。係の人が人参を手渡してくれたので、食べさせたら、直ぐに食べた。人慣れをしている。Scotlandではみんな逃げるのに…サービス精神があるようで。

そして、続きになっている”スイレン池”へ。池全体に大小のスイレンが浮かんでいた。大スイレンもあった。色の違う花も咲いていた。そして、古代に紙の原料となっていたパピルスもあった。写真の右端に写っているのが、それだ。パピルスから造った紙（再現）も展示してあった。布みたいだった。

その後、南ロビーへ。こちらには様々なベゴニアが。これがまた花が大きい。こんなに大きくなるの？と思いながら見て回った。大きくする方法があるようだが、私には無理だ。こんなに大きいと、赤（または朱）より、黄色やピンクが綺麗に感じた。ここを回り始めた時、店内放送で、間もなくバードショーが始まるとの案内があった。それならと、行ってみることに。園内は自由に回ることが出来るので、2回・3回回ることが出来る。

バードショー会場に入ると既に席がほぼ一杯。後ろ1列が残っている程。こんなに入場者がいたとは　ショーをやってくれたのはフクロウ、ペンギン、ハリスホーク。フクロウは客席の前を飛んで往復したので、殆ど見えず。2番手のペンギンは舞台の階段を上って下りるだけ。機嫌が悪かった？のかすぐに終わった。最後のハリスホークは観客の頭すれすれに飛び回ってくれた。以前Mingulayで猛禽類に威嚇されたが、そんな様子もなく、楽しく見ていた。その後、側にいたミミズク達にご挨拶。種類と名前が書いてあった。左からユーラシアワシミミズクのナハト君、トルキスタンワシミミズクのマロン君、ケープワシミミズクのアラン君。繋がれているのでおそってくることはないが、手を出したら咬まれるので注意。

その隣には鳥達のオンパレード。4つの部屋に区切られていた。嘴が賑やかなオオハシ。個性があるようで、嘴の色はそれぞれ違う。その次はサイチョウ。オオハシと似ているが、全く別の種類とか。次の部屋はクジャクバト。真っ白で結構可愛い。他にちっちゃなウズラたちもいた。他にも数種類の小鳥たちがいた。そしてインコ・オオム。インコは以前実家に飼っていて、黄色い子は素晴らしく懐いていて、アイドル的存在だった。たまに自分の名前もしゃべっていた。ここでは手に乗せることも出来るらしいが、またも別料金。そのためか、鳥達はみんな大人しくしていた。上を見ると、去年生まれて名前を募集された”あかり”ちゃんというモモイロインコがいた。オーストラリアで見た時はピンクのインクがひどく人懐こかったことを思い出した。


そして、北ロビーに戻った。しばし休憩後、中庭池へ。ここは屋外なので、寒くなったが、上着は脱いだまま。リュックを背負い直さないといけないので、面倒だったのだ。ここには更に沢山の鳥達がいた。かもは大勢。人を見ると餌を貰えると思い寄ってくるらしい。白鳥や黒鳥、キジなどもいた。一回りして寒くなってきたので中へ戻った。

再びスイレン池を通り、南ロビーへ。南北のロビーにはお土産（同じもの）を販売していたが、喫茶はこちらだけ。小腹が空いたので、喫茶にあったケーキでも食べようと思ってのこと。人が殆どいなくなっていたので、まだやっている？と思ったがケーキが2種類残った状態で営業中だった。ケーキは手作りで、ここらしくフクロウの形のものがあった。チョコ味だった。カフェテリア方式なので、ケーキ＋紅茶を受け取って、ガラガラの席へ。回りにはどこから入ってきたのか雀たちがウロウロ。おこぼれ目当てらしい。

これでおしまい。ポートライナーに乗るために再びスイレン池を通ってきたロビーへ。2時間半近く、楽しんでいた。ポートライナーに乗って、西を見ると、太陽がオレンジ色でまん丸。下の辺りが山西に沈みかけていた。綺麗だった。三宮について、ちょっとした買い物をして帰った。楽しい午後だった。